どーもーCurryでふニヤニヤ

久々やってきました字数制限地獄笑い泣き
もうやだ♡

では⑪いきまふデレデレ

お時間ある方、妄想苦手じゃない方
おいでやすちゅーちゅーちゅー








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こ、このベッドに…?
それはさすがにまずくない?

私は今更のように動揺し始める




どうしよう…

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『なに?  〇〇さん…
   さっきから顔引きつってる』

『あのさ…ここは私たちの部屋?』





『んー』

『ここで一緒に…   その…  』





『寝るよ』

寝るよ…  寝るよ…  寝るよ…
今 そう言ったよね…  




相変わらず
余裕のセフンが憎たらしくなる


いや… 私だけが意識してる…?
うん そうだよ
ただベッドに並んで寝るって
そういうことだね…





『…だよね…』

『どうしたの?』




『みんなここに連れてきてる人って
   恋人とか…なのかな…』

『そうなんじゃない?』





『…そっか…
   それなのにセフンさんの相手として
   私なんかが来ちゃって…』


『また ごめんって言うつもり?』
セフンは私の手をとって引き寄せ
隣に座らせた






『俺だと不満?


『いや そうじゃなくて…
   私がこういうことに慣れてなくて
   ヘンに意識しすぎなんだよね
   セフンさんは友達だし
   こんなの普通によくあること…』





『ふーん  よくあること…か

セフンは私をベッドに倒し
ありえないくらいの距離で
顔を近づけてきた





ちょっ…ちょっと…

私はドキドキしながらも
セフンのキレイな瞳から
目が離せなくなる




『え、…セフンさん また冗談…
   友達にこういうことは…』

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『俺も男だし
   なにもしないって 約束できない』





セフンの顔がもっと近づき
私の 唇 をじっと見つめる


え…
私…キ スされるの…?










『……ふふっ   冗談だって 笑
   それに普通キ スする時ってさ
   目 閉じない?
   あー 〇〇さんってそういう…』



『違う… ひどいよ…
   セフンさんってホント性格悪い
   …… 早くどいて』




ひとりで勝手に
期待してることが恥 ずかしくて
顔を背けた

セフンなんか嫌い
すぐ嫌いになってやるんだから






『ごめん…』

そんな顔したって
もう騙されない





『早くどいてって』

『………』





そんなに私をからかって面白い?』

ホントに腹立つ
悔しくて涙をこらえきれない






『…〇〇さん泣いてるの?
    ホントにごめん…』

セフンの顔が涙でぼやけて
よく見えないけど
その声からも今度は
ホントに反省してるみたいだった






セフンは溢れ出た涙を
優しく拭ってくれ
そのおかげで私は冷静さを取り戻す

なにムキになってたんだろ
笑ってやり過ごせばいいだけなのに…






『…いいよ  でももうしないで』


『ん…  ごめん』

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今のセフンには
いつもの余裕がなくなってて
そんな姿を初めて見た私は
怒ってたはずだったのに
嫌いになるはずだったのに
愛しい感情さえ抱 いてしまった


私 ヘンだよね…







メインルームにふたりで向かうと
お姉さんが待ってて
買い出しリストを受け取り
ホテルの送迎車でスーパーに向かった


セフンは買い物カートを押し
私のペースに合わせながら
歩いてくれた



『いつもご飯はお姉さんが作るの?』

『…んー』





『セフンさんは? 作らないの?』

『たまに…』






セフンの態度が明らかに違ってて
さっき私が怒ったのを
気にしてるみたいだった


『〇〇さん… 』

『なに?』






『さっきはごめんね

『…どうしたの?  もういいって』







『俺さ、なんで〇〇さんに
   意地悪したくなるのか考えた』


『…うん…
   それって私の自信のなさが
   もどかしいからでしょ?』







『そうなのかと思ったけど違った
   俺… 〇〇さんのこと好きみたい』

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そう言って
私の顔をのぞき込んできた





え…
私 告られた?
セフンに好きって言われた?

それって友達としてだよね
ふぅ…危ない危ない




『…あ、うん  ありがとね…
   あれくらいで泣くとか
   私って子供みたいだよね
   年下のセフンさんにまで
   気を遣わせちゃってるし…
   でも大丈夫だから
   ホントにもう怒ってないよ 笑』



『…〇〇さんはどうか知らないけど
   俺 もう気づいたから…







セフンはそう言うと
私の頭をポンポンとして笑った

つられて私も笑ってみたけど
なに?  気づいたって…










続く……



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画像お借りしました♡