力関係、上り3F、血統
◎クロノジェネシス
戦ってきた相手は一部で弱いと評価されているが、3着エメラルファイトは札幌2歳Sを勝馬から0.3秒差の4着。勝馬と3着馬は、その後に東京スポーツと京都2歳Sにそれぞれ勝利。2着コスモカレンドゥラも次走の黄菊賞完勝。0.9秒差の5着シャドウエンペラーはサウジRCでグランアレグリアの1.0秒差5着。条件の違いはあれど、末脚の桁違いさは本物。間違いで東京で32.5秒の末脚は出せぬ。母父クロフネも好走要因で相性は良い。大本命。
○シェーングランツ
初戦こそチグハグな競馬で5着と敗れたが、前走のアルテミスSは強い競馬。速い流れを33.8秒で差し切るのは並みの馬には出来ない。否定する要素も少なく、毎年馬券に絡むディープインパクト産駒。逆転ならこの馬。
▲レッドアネモス
2戦2勝だが、2戦ともギリギリ。だが前走のサフラン賞はスプリンターズSと同日で上り34.7秒。最終日だと考えれば、それなりに速い時計。展開が速くなるなる可能性が高く、心肺機能の高さが求められるが、可能性は十分。
注ビーチサンバ
前走は勝てたレースを外からまさかの強襲。それでも阪神外回りは、血統的にはこの馬の方が有利。さしあしはないが消耗戦なら顔を出す。
△ダノンファンタジー
前走のファンタジーSの時計は不満を覚える内容。抜け出しも遅い上にムチまで入った。明らかに距離不足。強さは認めるが、相手関係的には実はそれほどではないかとは思わせる。初戦の1.33.9の時計、勝馬グランアレグリアの2着というのが先行し過ぎてないか。血統的にもクラシックディスタンス向き。
△グレイシア
アスター賞は出遅れて最後方から大外ぶん回して33.9秒は開幕週とはいえ速いし強い。後ろから行くならの条件だが、抑え程度に。