強さに理由あり 進化に理由なし | にくまん堂の極楽日記

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川崎フロンターレの話題を中心に、おっさんの徒然なる日常を書き綴るブログですずら(●´ー`●)

ユーロとコパアメリカが終わったのも束の間、パリオリンピックがスタートしてしまい、日本のサッカーフリークたちは休む暇、いや寝る暇がありませんずら。

オラは時間の余裕がある時だけ、つまみ食いの形で見ているだけだったんずらけど、J1リーグも中断期間に入っているので、オリンピック日本代表の試合は良い時間潰しになりそうですずら。

 

そのU23オリンピック代表は、初戦のパラグアイ戦で5−0の快勝を演じ、これ以上ないスタートを切りましたずら。

相手がラフプレーで早々にひとり退場になったとはいえ、1点目は11対11の時間帯にしっかり決めていたずらし、日本の方がチームとしての仕上がりが良いように感じましたずら。

 

日本人はオリンピックが大好きなので、サッカーに興味が無い人もある程度注目してくれているはずなんずらけど、流石に平日の深夜2時からのキックオフでは話題にも上らないずらかね。

きっとメダルに手が届く準決勝あたりから盛り上がるんだろうずらけど、果たして日本代表はそこまで勝ち上がれるのやら。

とりあえず予選グループは突破できそうな雰囲気があるずらけど、過密日程ずらし、怪我人も含めてどう転ぶか油断はできませんずら。

現に、すでにひとり怪我でチームを離脱しそうな感じずらしね。

 

その怪我でピッチを離れることになった平河ずらけど、しばらくプレーを続けていたずらし、そこまで酷い症状ではないと思いたいところなんずらけど、パラグアイの選手たちにはちょっと反省を求めたいところずらね。

と、日本人目線で憤慨しているこの退場劇や、その他のラフプレーは、きっとパラグアイの選手たちからしたら「どうして?」って戸惑うくらいの感覚なのかもしれませんずら。

 

コパアメリカを見ていても、結構削り合うシーンも多く見られたずらし、審判団もそこそこ流しながら笛を吹いていましたずら。

でも、ヨーロッパを中心とした世界のジャッジの基準はちょっと違うずらよね。

南米では当たり前の足元を削るプレーがコパアメリカで流されていたのは、審判の判断基準もそれなりにあるとはいえ、本質のところは、削る側も削られる側も、同じ認識でプレーしているというところに尽きると思いますずら。

それはつまり、ファールを受ける側は、足を削られるタックルがいつでも来るということを前提にプレーをしているということなんずらよね。

ボールホルダーは、自分がディフェンス側ならここで足を削りに来るって分かっているから、早めにボールを離したり、いつでも力を逃がせるように体勢を整えているので、いざ足にタックルが入っても大怪我に繋がらなかったりしていますずら。

 

しかし、日本のJリーグでは、そんな足ごと削るようなタックルは厳しくファールを取られ、怪我に繋がる様な深いタックルはほとんどありませんずら。

その感覚でやっていたら、そりゃファールを受けて怪我をするずらよね。

VARという映像チェックのシステムが入ったことで、そんなラフプレーを見逃さない様にはなったものの、基本的に中東や南米では昔ながらの相手を削るプレーは減っていない気がしますずら。

 

ただ、アルゼンチンやブラジルなど、ヨーロッパでのプレー経験が多い南米の代表チームでは、ここ数年でVARへの対応力が向上しているのは見逃せませんずら。

基本的にどんなルールになろうが、どんなシステムが導入されようが、その許容範囲内で、どうやって相手を欺き勝利に結びつけるかというのを考えるの上手い、というか習性があるんだろうずら。

 

オラが漠然と感じているのは、とにかくペナルティエリア内でのプレーで、いかにファールをもらってPKを得るのかを突き詰めているかですずら。

VARが導入される前は、とにかく相手にファールを受けた様に見せて倒れたり、シミュレーションが横行していましたずら。

それが今となっては、ペナルティエリア外では相変わらずずらけど、VARチェックが入るペナルティエリア内では、とにかくその映像チェックが入る前提のプレーに切り替えているんずらよね。

具体的に言うと、とにかく相手より一瞬でも早く、1ミリでも先にボールに触れることに集中していますずら。

とにかく相手より早くボールに触り、その後に相手が自分に向かってきてくれてればラッキーで、とにかくバランスを崩して倒れ込みますずら。

VAR導入以前なら、主審の見立てで流すか、心象が悪ければシミュレーションでイエローカードを貰うようなシーンなんずらけど、今は必ずVARルームでチェックが入り、主審の印象に関わらず、ペナルティキックにつながる事象として議題に拾われる形となりますずら。

VARルームでは映像を見て、少しでもアタッカー側がボールを先に触っていれば、そこで主審に判断を仰ぐためにオンフィールドレビューの流れになるずらし、何回もスロー再生されるその映像は、主審の視線から見たノーマルスピードの映像と違い、明らかに攻撃側がファールを受けた印象へとすり替わっていきますずら。

 

そんなVARチェックの特性を念頭に、ゴール前でのプレー選択を切り替えているのはまだ一部の国だけずらけど、強豪国と言われている国はそんな部分でもいち早く時代に適応しているんずらよね。

ネイマールなど、シミュレーションでピッチをコロコロと転がる姿を見て、南米のサッカーはもう終わったなんて言っていた風潮があったずらけど、前回のW杯でアルゼンチンが優勝したのも含め、強い国はどんな時代でも、どんなルール改正にも対応して強いんだろうなって感じましたずら。

 

そういう点は日本は不器用ではあるんずらけど、愚直に良いものを取り入れて、少しずつ前進し続けたことが今に繋がっていますずら。

幸いなことに、VARへの対応などは今回のパラグアイ戦でも分かる通り、日本には少し有利に働く可能性はありますずら。

オーバーエイジを使わなかったことへの不安などはあるにせよ、アジア杯からの流れと団結力が勢いに繋がり、久しぶりのメダル獲得があるんじゃないかと期待させてくれますずら。

 

今のところ高井の勇姿を見るのが主目的ではあるずらけど、あまり目立ち過ぎるとそのままヨーロッパに行ってしまいそうですし、ほどほどにして欲しいところずらね。

あと、余裕をかましすぎてイエローを貰い、累積で出場停止にならないように気をつけてもらいたいずらか。

普段はどんな時でもニヤニヤしながらピッチに立っていた彼が、ずっと引き締まった顔を見せていたのはちょっと新鮮だったずらね。

 

そんなオリンピック以外にも、日本国内では海外のクラブチームがファン獲得のためにツアーで来ているんずらけど、とりあえず鹿島vsブライトンの試合はAmazonプライムで視聴可能だったので見てみましたずら。

 

もちろん三笘薫のプレーを久しぶりに見たかったので視聴したんずらけど、思った以上に実力差があって、三笘が下がった後半から見るのをやめようか迷うような内容でしたずら。

それなりに上位につけている鹿島がここまで歯がたたないのは予想外だったずらけど、若い新監督を迎えたブライトンが思った以上に強かったと言うところなんだろうずらね。

新監督の元でスタートしたばかりのブライトンずらし、その監督にアピールしようと後半は普段出ていない選手がアピールの場と捉えて本気を出していたというのもあったかもしれませんずら。

 

それにしても、手も足も出ないで負けるのは鹿島側としても想定外だっただろうずら。

フロンターレも昔そんな事があったずらけど、その大敗を機に選手たちの意識が変わって、後のリーグ戦に結果を残していたずらし、鹿島も何か変わる可能性はあるかもずら。まあ、あったら困るずらけど。

 

あとは、フロンターレU18が戦っているクラブユース大会をYouTubeで見ていたりしますずら。

こちらは超過密日程で行われている大会ずらけど、まさか3日間連続でグループリーグ予選を戦っているとは鬼畜の所業ずらね。

この暑い中で戦うのはコンプライアンス的にどうなんだって突っ込みたくなるずらけど、まあ昭和の時代には1日で2試合とか当たり前にやっていたずらし、若いうちはそれくらいやっても平気だとは思うんずらけどね。

 

ちなみにそのU18ずらけど、グループリーグを無事突破して、明日の土曜日に準々決勝を戦うことになっていますずら。

流石に生で見れないずらけど、きっとまたYouTubeでやってくれるはずなので、そちらを見てみたいと思いますずら。

しかし、ピッチレベルで1カメで、更には実況も解説も無いのをみ続けるのは結構しんどいずらね。

まあ、勝ち試合だったら耐えられそうずらけど。

 

では、今日の雑記はこれにて終わるとしますずら(●´ー`●) ノ