少し前の話になるずらけど、Jリーグのオフィシャルページでひっそりと競技規則の改正が発表されていたずらね。
Jリーグにはあまり関係ない項目も多いずらし、ほとんどが曖昧な表記の回避を目的としているものなので、特にニュースとして発信するまでも無いものだったりしますずら。
まあでも、近い将来にJリーグでも問題となりそうな項目がいくつか書かれているずらし、その気になった部分を少しばかりここに書いておくとしますずら。
■追加副審の配置場所
まずはJリーグから発表されている文章を見てみるずら。
1. 追加副審(AARs)
a)
実実験の状況 新シーズン(例えば、ヨーロッパの 2011/2012 シーズン)が始まった後であれば、主審の動き方を“従来の”対角線に戻すために、追加副審を左側から右側に位置させるこ とが認められることになる。
追加副審の実験は、当初予定の結論が得られるまでの間、継続することが認められ、その後、IFABが最終的判断をする。
b)
UEFAユーロ2012における追加副審の使用 IFABは、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)がユーロ 2012 決勝大会での追加副審導入について満場一致で可決した。
<日本協会の解説>
追加副審の実験は 2008 年の UEFA U-19 から始められ、2010 年では UEFA チャンピオンズリーグ、また。ヨーロッパ以外の大陸でも実施された。今後ポーランドとウクライナで開催 されるユーロ 2012 決勝大会で実施され、その確実性やメリット、デメリットについて再検証されることになる。
これまでの実験では追加副審をゴールに向かって左側に位置させているが、これにより主 審が中央に位置し、従来の右下―左上の対角線が維持されなくなり、本来の副審を背にする傾向になっている。この点を改善するために、追加副審の位置を右側に位置することも可能とした。
ヨーロッパのコンペディションではもう試されているずらし、日本のサッカーファンでも追加副審が配置されている試合を見た事がある人は多いかもずらね。
でも、今のところはまだお試し期間、FIFAとしてW杯などの大きな大会で採用するかどうかはまだ検討中といったところずら。
でも、特に大きな問題もなさそうずらし、きっとブラジル大会あたりからは採用されるんじゃないかとも思っていますずら。
で、より良いシステムにするため、今回は規約を微調整したということなんずらけど、ちょっと分かり辛いので図にして説明しておきますずら。
今までの追加副審は両ゴールライン沿いの青い矢印の部分に配置されていたんずらけど、これだと主審が図の赤いラインの様に、ピッチの中央寄りを走るようになってしまい、ピッチの左上側のプレーを見る時に、副審Aに背を向けてしまうような事が発生するというのが問題になっていたみたいずらね。
今までは赤い点線の矢印上を主審が走ってピッチ全体をカバーできるようにしていたんずらけど、追加副審がいることによって走るラインが中央寄りになってしまっていたんずらね。これは気付かなかったずら。
ということで、追加副審をゴールを挟んで反対側に配置しても良い事にし、主審が今までと同じ様な移動ができるようにしようといものずら。
まあ、これで主審がやり易くなるんだったら、特に問題無い様に思えるので、これはこれで良い変更ではあるんじゃないずらかね。
しかし、だいぶ慣れたとは言え、追加副審がピッチ内にいきなり出て来るのは少しびっくりするずらよね。
これはTVで見ているからだとは思うんずらけど、いきなり誰もいないはずの場所に黒い服を着た人が立っていたりすると、観客が入って来ちゃったんじゃないかと思ってびっくりしますずら。
まあ、慣れの問題なんだろうずらね。
ということで、もしブラジル大会で追加副審を採用するようなら、Jリーグも早めに同じ環境を作って選手達に慣れさせるというのをやった方がいいんじゃないかとも思いますずら。
ピッチ内にいる選手たちからはそんなに違和感が無いのかもしれないずらけど、それでもやっぱり本番と同じ条件でプレーしておいた方が良いずらしね。
J1だけでも来シーズンからやってみて欲しいところずら。
■ゴールライン・テクノロジー
もうひとつ気になった項目としては、やはりこのゴールラインテクノロジーについてずらね。
2. ゴールライン・テクノロジー(GLT)
IFABは、ゴールライン・テクノロジー・プロジェクトの継続について合意した。ゴールライン・テクノロジーに関する最終結論は、UEFAユーロ 2012 における追加副審 の結論を得られたのちのIFAB特別会議において、下されることになる。
<日本協会の解説>
ゴールライン・テクノロジーは昨年の IFAB 年次総会において実験の中止が決議されたが、2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ大会ラウンド 16 イングランド・ドイツの試合で正しく得点が判断されなかったこともあり、下記の基準を満たす技術について、本年 2 月に再実験 が行われた。しかしながら、どの技術も 100%基準を満たすことができなかったことで、もう 1 年延 長して実験することになった。
技術基準:
- 得点になったかどうかの判断のみに適用される
- 精確なシステムである
- 得点になったかどうか自動的に 1 秒以内に確定される
- 得点になったかどうか審判員にのみに通知される
ゴールラインを割った割らなかったの議論は、サッカー界の永遠のテーマともなっているずらけど、そこに機械による判定を持ち込むことには、いままでサッカー界ではあまり議論されていませんでしたずら。
しかし、先の南アフリカW杯の時に、この手の誤審が相次いだことから、FIFAは重い腰をやっと上げて…って、上記と同じ様な事を書いてるずらね。
では、実際にどのような方法で実験していたかというと、こんなものをボールの中に埋め込んで、磁気の力でゴールラインをまたいだかどうか判定しているみたいずら。


写真はアディダスのボールではあるずらけど、いくつかの方法で実験をしたみたいずらね。
写真の仕組みは2007年当時に開発されたものらしく、今はまた違った形になっているかもしれないずらけど、基本は同じ様なものだとは思いますずら。
でも、2年~3年もかけて開発を進めているのに、いまだに条件を満たすシステムが出来ないとは、ちょっと残念な感じはあるずらね。
まあ、1年前までは、実際に導入されるかどうかFIFAの態度が曖昧だったずらし、それほど本腰を入れて開発はしてなかったんだろうずらけど。
でも、これからは少なくとも3年後のブラジルW杯で使うことが確実視されているずらし、それを考えると、あと1年くらいで実用レベルのものを作って、各大会で試して行かないといけなさそうずらね。
というか、この手の技術開発って日本のメーカーとかは協力できないもんなんずらかね。
FIFAの大会で使用するとなるとアディダスがらみになってしまい、開発競争とかが無くなってしまいそうなのが問題な気もするずらね。
でも、JリーグもFIFAに右へ習えしてアディダスのボールを使ってるずらし、そこらへんではいち早く同じシステムをリーグ戦で試せるというのは強みかもずらね。
この前の南アフリカ大会で使った公式級のジャブラニも、Jリーグではいち早く使用して優位性を確保できていたずらしね。
とりあえず、ゴールラインをまたいだかどうかの判定は正確であるにこしたことはないずらし、審判にしかその判定が見れないようにして、最終的には主審の判断でゴールを決定するというこの規約は指示したいところずら。
やっぱり最後は人が判断するスポーツでいたいずらからね。
あと気になったのは、ペナルディエリア内でのファールを、PKを与えるのみにし、決定的な機会を阻止した選手を退場処分ではなく、イエローカードなどの警告に止めるかどうかの議論も書かれていましたずら。
でも、これは2014年のタスクフォースにゆだねられると書いており、少なくともブラジル大会までは今まで通りの判定になりそうなので、こちらはまだ特に何か注意しておかなければならないということは無さそうずら。
とりあえず気になったのはこれくらいずらかね。
基本はヨーロッパで試して、そこで成功したら世界各国で標準化していこうというものになっているずらけど、Jリーグは敏感にこの手の規則改正をチェックし、世界で戦うための環境を整えて行って欲しいずらね。
では、今日の雑記はこれくらいにしておきますずら(●´ー`●)ノ
