
葡萄棚には、青々した葉っぱの新梢と蕾がいっぱいですぅ~。
どんどん伸びる新梢を、「テープナー」というテープ台とホッチキスが合体した道具で棚に枝をとめ付けたり(誘引)、使わない蕾を落としたりしてます。
たぶん後数日で葡萄の花が咲くハズなんですがぁ、その花を切る(房切り)という巨峰(有核)の仕事の中で一番大変な作業が待っているんダス。
葡萄の花は細長く垂れ下がっていてそこに小さい花が沢山付いているので、花の上から中位までの部分を取り除き、花の下の尻の部分を切り取り花数を制限します。(こうやって切らないと小さな粒が長ぁ~い房にスカスカにしか付かない房になるッス)
ただひたすらと何千?何万?と手作業で切り続けます。
花が咲く直前から散るまでの1週間~10日位の間に作業を終わらせなければなりません、この時は雨


切った花の何割がちゃんとした実が付いた房になるのか不確か(有核巨峰の実止まりはこの時期の天候にかなりぃ左右されるッス)なので保険の為に、最終的に付ける葡萄の数よりも何倍も多く沢山切ります。
木により適量の実の付ける量があり、余分に付け過ぎると色が付かない味がのらないという事がおこるので葡萄の実止まりがわかって粒になってきたら樹の下が房で緑っぽくなるくらい沢山切り落とすでし。