2011年になってからもう4ヶ月。
3月の大震災ではあまりにも多くの命が
一瞬にして絶たれてしまいました。
同じ日本で、大変なことが起きているのに
遠い地から御祈りすることしか出来ない日々。
努めて、「普段どおりの日常を、、、」と
毎日を明るく、笑顔で過ごしております。
明日が来るのは当たり前ではない、
本当にありがたいものなのだ・・・と
折に触れてひしひしと感じます。
昨年7月に、【小細胞肺がん(ステージⅣ)】と診断された父。
1月に抗がん剤治療を終えて、
3月には初めての放射線治療を行いました。
脳に転移した腫瘍は、当初の検査では脳幹のみだったのですが
2月の検査で複数個あることが発覚。
それは脳全体に渡っていました。
抗がん剤治療で、脳幹部の腫瘍はほぼ消滅していたのですが
やはり脳内転移は避けられなかったようです。
とはいえ、本人の自覚症状は全くなく、
普通に毎日を送っております。
抗がん剤治療の副作用で、末梢神経障害が起こり、
足の裏が常に痺れているそうです。
当初の治療計画通り、抗がん剤治療終了後に放射線治療(全脳照射)を、
30グレイ/day×10日のスケジュールで行いました。
治療自体に痛みなどは全くなく、父もケロッとしていたのですが、、、
治療開始から5日目くらいから脱毛が始まり、
あっという間に頭部の毛がほとんど抜け落ちました。
放射線治療では、脳が腫れることがあるらしいのですが、
父は軽い眩暈ですみました。
放射線治療後、頭部の検査はまだしていません。
4月の始めに胸部レントゲン検査をしましたが、
肺の影は1月と変わらず(大きくなっていない)でした^^
医師曰く「3ヶ月が再発の分かれ目」らしいです。
5月にまた胸部CT検査です。
再発していないことを願うばかりです。
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1月の記事に書いた「千羽鶴」。
実はすでに出来上がっているのですが、
父に渡すタイミングがわからず、未だ渡せず仕舞いです(汗)
千羽鶴なんて渡すことなく、
これからもずーっと元気でいてくれたらいいのにな。
そういえば、このあいだ84歳の祖母と父母と私の家族で
少し遠出して伯方島の開山というところへお花見に行って来ました

寒の戻りで寒かったけど、この日は小春日和でポカポカ

空気が澄んでいて、ずーっと遠くの島まで見渡せました^^
桜はまだ5分咲きだったけど、とても良い思い出になりました。
展望台に上がる坂と階段。
日ごろ運動不足の私はぜーぜー

父もさすがにクラクラしてましたが、
私なんかよりずっとシャキッとしてました(笑)
あー、なんか、ガンだなんて嘘みたい。
最初に告知されてから、もう9ヶ月が経つ。
月日が経つのはあっという間だなぁ、、、
1日1日を大切に。