5歳の頃からサッカー選手になることを夢みて、

 

2024年4月より県外へサッカー進学した長女。

 

そんな娘から電話がかかってきました。

 

 

 

 

 

選手に選ばれたい

 

 

『いただきます』の声が小さかったことに、

 

機嫌があまり宜しくなかった監督が激怒し、

 

こんな挨拶もできないやつは選手から外す、

 

とのことで、どうやら自分も外されそうだ悲しい

 

 

という電話でした。

 

 

今、誰より自分は努力をしている。

 

夏休みの隙間時間、たった一人練習をし

 

その日決めた自分の目標達成まで諦めない。

 

誰もいないし、誰も見ていないけれど、

 

こんな自分がとても気持ちがよく、

 

ボールを触ることが楽しい。

 

 

ふむふむ…

 

 

ちょっと『いただきます』の挨拶が小さかっただけで

 

こんなに怒られて選手から外されるなんて…

 

 

 

見てほしくてやっているわけじゃないけれど、

 

こういう努力は評価されない。

 

誰も見てない、知らないのだから

 

結局認めてもらいようがないよね

 

 

 

と鼻をすすりながら私に伝える。

 

 

『そっか、それは辛いよねガーン酷い話だね、

 

でもさ、めげずに結果で示すしかないよちょっと不満!』

 

 

なんて言ってあげたいところでしたが…

 

 

 

 

事件(現実)は信念が創っている

 

さすが思考の先生の私(自画自賛である)

 

これはこれは…

 

信念が現実化しているでありませんかびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 

 

 

彼女が溜め続けた怒りのパターンそのものだ、

 

ということに今回気づいてしまった。

 

 

 

 

パパ(旦那)とママ(私)は大きな声の挨拶が大得意ひらめきニコニコ

 

職業柄、仕事でもそのことを最も大切にしています。

 

 

 

その重要性を常々子供たちには伝えてきました。

 

 

 

だけど長女は挨拶がとっても苦手だった。

 

笑顔もどちらかというと苦手。

 

 

マンションですれ違う人にも挨拶ができない、

 

経営するお店にきても挨拶が苦手、

 

あらゆる場面でもお礼も苦手、

 

 

恥をかかせるなムキーびっくりマーク

 

 

小さな頃、何度挨拶でパパが叱りまくってきたか…

 

おしっこちびるほど怒られていました。

 

自分でもなぜ挨拶の声がでないのかわからない、

 

と困っていたけれど。

 

 

 

 

サッカーをやる中でも挨拶が苦手。

 

 

『挨拶できないサッカー選手。

 

それだけで伸びない。なにより人間性だ。

 

どんなにサッカーが好きでも、うまくても、

 

挨拶ができないのであれば、誰からも認められないよ。』

 

 

 

そんなことを監督にもよく言われていました。

 

歳を重ねるうち徐々に人並にの挨拶は

 

できるようになりましたが。

 

 

 

 

監督=お父さん

 

6歳頃までの親との関係で思考パターンが創られます。

 

 

監督=お父さん

 

の投影なんですよね。(所属する長、というイメージより)

 

 

 

長女が4歳になる少し前に、私たち夫婦はお店を開業。

 

この時、本当に必死すぎて、

 

長女にはたくさん寂しい思いと我慢をさせました。

 

 

ほぼ一人で遊ぶ中、公園に転がっていたボールを蹴ってみたら気持ちよくて楽しかったのがきっかけに

 

5歳頃からサッカーに夢中な彼女が誕生しましたサッカーニコニコ

 

 

 

だけどお店で忙しく、全然サッカーの試合に見に行けない。

 

送り迎えも長女だけ親なし、

 

試合の送迎も他の選手の親に頼む、

 

他の親は必ず見に来てくれているのに、

 

男の子の中に一人混じった長女だけは

 

いつも親が見に来てくれなかった。

 

 

『ごめんね、寂しくない?悲しい

 

 

とよく聞いていました。

 

 

『休まされるくらいなら、見に来なくても全然大丈夫だから試合に行かせてほしい凝視

 

 

 

すごい根性だな、たくましい、いいぞ!そしてありがとうニコニコ

 

なんて思っていたな。

 

 

そのうち二女、三女、長男が誕生し、ますますサッカーへは関与できない、見に行けない。

 

 

『いつも見に行けなくてごめん、寂しくない?悲しい悲しい

 

 

『大丈夫。サッカーができればいい、見てほしくてやっているわけじゃないから。凝視凝視

 

 

 

 

そんな娘にパパ(旦那)は厳しい言葉をよく浴びせていた。

 

彼は目標を持つと気違いレベルの努力をする人です。

 

出来るまでやり続ける、帰らない、やり続ける。

 

 

『お前は甘いんだよ。

 

それだけ好きなサッカーだよな?

 

目標があるならもっとやれ。

 

中途半端なお前みたいなやつが一番何者にもなれないんだ』

 

 

真顔ダメなんだ…私。

 

 

 

たまに遊びに行く友達の家では、なんだかとても友達が自由に見え、伸び伸びしているように見える。

 

 

好きなサッカーをさせて貰えているけれど、

 

いつもお父さんにダメだしばかりされて、

 

自分はなんて窮屈な人生なんだ凝視

 

 

 

他の家庭が羨ましい。

 

 

たまーーーにこっそり私にそんな小言を言う娘がいた。

 

 

 

『サッカーで生きていきたいんだよね?

 

プロって普通にしていてなれるものではないから、

 

パパなりに愛を持って伝えていると思うけれど予防

 

 

私からもそれとなく諭していたなぁ。

 

 

 

 

気付くことから始まる

 

ザックリ伝えるとこれが実は彼女の中に溜まっていた信念&怒りだった。

 

 

 

つまり、お父さんは挨拶で怒る人、

 

私の頑張りを認めないものだ、

 

というパターンが、監督の現実として現れていた。

 

娘が創っちゃった現実だったのですね。

 

 

 

そして、本音を圧し殺し、サッカーを見てほしいと言えなかった。

 

自分の頑張りは見てもらえないもの、

 

という絶望的なパターンまで持ち合わせる。

 

 

 

今回私に電話してきて話してくれた事、

 

まるっきり幼少期からの娘の信念どおりの現実を創っていました。

 

 

でも本人はそのことに全然気づいていないんです。

 

ビックリすぎるーー不安

 

 

 

挨拶ができない人はいけない人、

 

こんなことでほらね、また怒られた。

 

挨拶ができない自分はダメなやつ=認められない

 

誰に?父=監督

 

 

 

 

いただきますの声(挨拶)がうっかり小さかったかもしれない。

 

だけど私は私なりに誰より頑張っているんだよ。

 

でもそんな自分の頑張りは誰も見てくれない

 

見てくれないから、分かってくれないよね?

 

足りないといいたいんだよね、

 

まぁ私のことは誰ねも見てくれないのが当然か。

 

誰に?父と母=監督

 

 

 

あーー、やっぱり〇〇高校にしたらよかったかな。

 

 

あそこの高校はなんだかみんながしたいサッカーしていて、伸び伸び自由そうでいいな。

 

伸び伸び自由そう

友達の家=他の高校

 

 

 

これが彼女の中にモクモクと増え続ける怒りベースの思い込み(信念)だったのです。

 

 

根底にこの思考パターンがあるので、全く同じことを場所や人を変えても、現実として創り続ける。

 

 

父の投影である監督も認めてもらえないという思いが根深いことがよくわかりました。

 

 

 

このことを娘に伝えると、

 

本当に今ある現実が、今までと同じパターンすぎて、

 

すごくビックリしている様子でした驚き

 

 

自分のことって自分では気づけないんですよね。

 

 

 

 

気づいたらすること

 

潜在意識は、ただただ、自分に溜まった思考を現実化してい見せてくれているに過ぎません。

 

 

なのでどんな現実も、自分の中に溜まっていた思考を現実化して見せてくれてありがとう、なのです。

 

 

 

ここまで、自分の幼い頃に創った思考パターンが

 

あまりに現実をそっくりそのまま創り続けていたことに気付いた彼女。

 

 

 

『それでどうしたらいいの?』

 

 

『自分はどうなりたいの?』

 

 

『監督に頑張りを見てほしい、そして結果を出せる自分になる、選ばれたい。』

 

 

 

まず今まで見てもらいたかったのに見てもらえなかった、

 

その怒りがたくさん自分の中にあることを認識し、

 

しっかりと受け止めます。

 

 

今の現実が嫌なのであれば、実はすごく怒っているはずなのです。

 

 

 

『見に来なくていい、と言っていたけれど、

本当は見に来てほしかったよね?』

 

 

『寂しかったよね?どうしてあの時、

来なくていいと言ってしまったと思う?』

 

 

『他のお友達の親がいつも見に来てくれていること、

すごく羨ましかったんじゃない?』

 

 

『挨拶しないことでたくさん怒れた時、

本当はなんて言いたかった?』

 

 

 

心の中にしまいこんできた本音に気づく。

 

自分が一番その思いをわかってあげる。

 

これが一番大切なことなのです。

 

 

これには書き出しが有効です。

 

文字にしてしっかりとそ時の思いをかためる、

 

気づいて認識してあげる。

 

 

 

思いに蓋をして、置き去りにしてきた、寂しく我慢いっぱいの幼い彼女が心の中にギュウギュウに詰めこまれていた。

 

 

 

いくら顕在意識では忘れているようでも、

 

寂しい、我慢、=大きな怒りの思考は夜な夜な増え続け、

 

そして現実化して見せてくれています。

 

 

現実=潜在意識に溜まった思考です。

 

 

 

 

 

彼女の新たな気づき

 

自分の本当の思いに気づいてあげることができると、

 

夜な夜な増え続けるその怒りの思考は一旦止まります。

 

やっとわかってくれたにっこり

 

とどこか安心した気持ちになることを実感しますニコニコ

 

 

『今までずっと置き去りしてきてごめんね、気持ちよくわかったよ、本当はあの時こうしてほしかったよね。にっこり

 

 

そんな風に優しく自分の幼心に問いかけてもらいました。

 

 

すると新たな気づきが。

 

 

 

【出来るまでやれ、誰よりやれ、血の小便がでるまでやり続けろ、今出来なかったらもうお前は手遅れだ、プロになりたいとか絶対に俺の前で言うなよ。】

 

 

 

『こう言われ続けてきたことがすごく辛く嫌だった。

 

自分が否定されているようで。

 

 

 

だけど私、気づいたら今そうなっている。

 

 

目標を決めたら、達成するまで帰らない、

 

暑くても誰もいなくても、限界までやり続けている、

 

それを楽しめている自分がいる、

 

 

これって全部パパが教えてくれたことで、

 

あの時は分からなかったけれど、本当は私のために言ってくれていたんだ、

 

パパってすごいな、って心から思える自分になっていたことに気付いた赤ちゃんぴえん

 

 

そして、実はこの前日に真っ赤な尿を出していた、という(笑)

 

これは少し笑えないけれど。(その後大丈夫でした)

 

全部パパの言っていたことを自らやる彼女になってたんです。

 

 

 

なんか、なんか、思考って本当にすごいなぁぁぁぁ、

 

と思うのです。泣くうさぎ

 

 

 

 

 

本音を知ることがスタート

 

 

自分の本音に気づくこと、

 

中々一人ではその本音にたどりつきにくいのかもしれませんね。

 

ネガティブはあっていい。

 

ないものとしないでくださいね、大切な一つの感情です。

 

 

それを導くために私(講師)はいるのかもしれませんニコニコ

 

 

山田りさの3か月講座スタートしています。

 

毎日のやりとりの中で、みなさんの本音へ導き、本当の自分に気づきまくってもらっています(中々皆怒涛だよゲッソリ)

 

 

 

そしてその後は、親には愛しかなかったことに気付ける自分になっていける、

 

 

または、そうなりたいと決める。

 

 

すると現実は必ず変わります。

 

 

 

 

娘は、まだまだお父さんについて見直すことは山盛りありそうですが、

 

見直せた時、必ず監督からも認められるんだろうな。

 

 

という、そんな娘がいるということは…

 

私がお父さんを見直せば確実に娘も見直せるということ。

 

 

結局全ては私へのメッセージだったガーン笑

 

 

ちなみに、私と旦那さんは、幼い頃からなぜか

 

挨拶だけはめっちゃしっかりしないといけない、

 

という思い込みの中育っていました。

 

だけど二人でよく話すのです。

 

 

『本当はあんな立派な挨拶したくなかったよね、

 

中々無理してた、そうすべきと思ったよねちょっと不満真顔

 

 

その投影から創られた娘だった、挨拶したくなかった本音を現実化しちゃったね驚き笑い泣き

 

なんて話しています。

 

 

どこまでいっても思考に出会っている。

 

 

 

ネガティブであればあるほど、そこには必ず自分の本音が隠れています。

 

 

現実から思考を知り、思考を変えると現実が必ず変わる。

 

 

皆さんが自分の本音に気づき、ほしい現実を創れますようにスター

 

 

とても長くなってしまいました不安あせる

 

 

皆さまの安心安全を心より応援しています飛び出すハート

 

 

 

本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

 

 

思考の学校 上級認定講師 山田りさ乙女のトキメキ