おりこうな子、と聞いた時、どんな子供を想像しますか。
ご自身が今もし、子供だとしたら。
おりこうにしていなさい、
おりこうな子になりなさい、
と言われたら、どうることかおりこうになることだと考えますか。
パパが再婚して新しいママと生活がスタート
すっごく嬉しくて嬉しくて、もう絶対ママにいなくなってほしくない
小学2年生になる頃、恐怖を脱ぎ捨てたりさちゃんは【おりこうな私になる】と決意しました。
2年生からは新しい私になるんだ。
生まれ変わるんだ。
そしたらきっとママはいなくならない
愛と希望に満ち溢れていたあの時の私。
おりこうの定義は、
「自分を出さないこと、yesしか言わない私」でした。
友達のいうことには全て賛成
嫌なことは嫌と言わない
率先して嫌なこともやる
自分がしたいこと、ほしいものは全て譲る
なるべく発言をしない
みんながやりたいこと、話したいこと、行きたいとろこ、やりたいことをする
そしたらみんなが喜ぶし危害がない、恐怖のりさちゃんを全て消していける、と考えていたんです。
そして2年生になり【おりこうなりさちゃん】が誕生しました。
これが本当の悲劇の始まりだったかな…
思考が現実化するとは。
私たちの現実は潜在意識に蓄積した思考が創りだしています。
つまり現実=潜在意識
潜在意識って何?思考って何?
思考とは文字のごとく思ったり考えたりすることです。
意識的、無意識的、すべて合わせて1日に6万回の思考をしているといわれているのですが、その1日にした6万回の思考、全てがまるごとインストールされるのサーバーが【潜在意識】です。
おりこうになったりさちゃん。
思考とは口に出すこと、行動をすることではありません。
自分の思いを出さないことにしたけれど、起きている間中、思考は常にし続けています。
本当は嫌なことがあった時にも「嫌」と伝えない分、頭の中には強烈に「嫌」の思考が潜在意識に溜まり続ける
それは口にしない分、より多量にもくもくと増えていくわけですね。
おりこうなりさちゃんは『自分の思いを抑える』が本当に正しいことと思って新しい自分を創ってしまったんです。
だけど潜在意識には思考したことがどんどんと溜まる、そしてそれが現実化していく。
おりこうになったはずなのに、いい現実どころか
責められる現実、
反対されてばかりの現実、
私のせいばかりの現実
雑に扱われる現実…
どうしてだろう、私何にも発言していないし、みんなの賛成している、悪口を言っているお友達がいても私は絶対に言わないようにしているのに…
みんな酷い!!!
それすら言わなかったけれど。
言わないけれど心で思っていた思考が私の現実になっていたんですね。
嫌という思考が溜まれば嫌なことばかりになります。
例えば、自分の思いは決して言ってはいけない。
だけど、裏表多すぎの〇〇ちゃんたち、何か信用できない、この子もこの子って裏切り者だ、って心の中でいつも思っていたら、ある日教室に入った途端訳もわからず「裏切者」とみんなの前で言われたり。
あの人バカだなぁ、という思考が溜まれば私がバカにされる。
思い返してみると、私に起きていた辛かった友達との現実、忠実に私の抑えていた思考だったと思います。
だけどそんな思考のしくみももちろん知らない私は、どんどん自分の本当の気持ちを抑え、そして感じないようにし、本当の自分の気持ちも次第にわからなくなっていきました。
相変わらず起こるのは悲劇ばかり
そしてそれはおうちの中でも起こっていくのです。
やっと手に入れた温かい新しい家族。
だけど…あんな大好きだったママが変わっていく…
全ては【おりこうなりさちゃん】が招いたことです。
今日も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました
そして2023年、間もなく終わろうとしている…
訳あって急ピッチでブログ更新中。
出会ってくださった私のひとかけの皆さま、心よりありがとうございました
私の人生が急激に変わった1年でした、思考に出会ったおかげ様✨
☆現実から自分の思考を知れる、
自分を知れるとほしい現実が創れる☆
安心安全って何?を皆さまにお届けできるよう、これからも邁進してまいります。
2024年もどうぞ宜しくお願いいたします
思考の学校 認定講師 山田りさ