小学一年生になった恐怖のりさちゃん

 

暴走がとまらない

 

自分でも思っていた、

 

 

私って最低な人、クラス1悪い子で、みんなみんな私の事大嫌いに決まってるハートブレイク

 

 

悲しい

 

 

 

私たちの思考パターンは、生まれてから6歳までの間におおよそ決まってしまうといわれています。

 

 

これは脳のしくみからです。

 

 

生まれてから6歳までは大脳辺縁系という奥のほうにある原始的な脳が優位になっています。

 

この大脳辺縁系の特徴は

 

①主語がわからない

②感情優先

 

の2つ。そう、これは潜在意識の特徴とまるっきり一緒なんですね。

 

6歳頃までは理性が効かず、感情優先。

 

これって、【快か不快か】が人生を左右する全て、くらいザックリとした感覚の捉え方でパターンを創っちゃうんです。

 

 

恐怖のりさ、と言われるくらい、予想もつかないような悪さばかりするので、当然ママに叱られてばかりいる!

 

 

不快!!!が山盛りなりさちゃん。

 

 

『ママは私のことが嫌いなんだ』

 

 

の気持ちでいっぱいだったと思います。

 

 

おまけにいなくなっちゃった(離婚した)

 

 

主語がないので、ママは私が嫌い、ではなく、【嫌い】の思考が溜まった状態。

 

 

そもそも、りさちゃんが始めに

『怒ってばかりのママなんか大嫌い』

と思っていたんですけどね。

 

 

嫌いの思考がたくさん溜まっているので、思考が現実化して、嫌いばかりの現実になる。

 

 

絶対に愛してくれるはずのママが私の事を嫌いなんだから(もちろん勘違い)

 

この世のみんなは私の事が嫌いなんだーーーえーん

 

そして、嫌いな人は私の目の前からいなくなるんでしょーーーームキー

 

と思って怒っていたんです。

 

 

嫌いなら、もっともっと悪さしてやるー、それでいなくなれーーー

 

という思考パターンで、暴走が止まらないりさちゃんが出来上がっていたんだろうな。

 

 

 

と、思考を学んだ大人のりさは冷静に分析する真顔

 

 

 

それで、このどうしようもない孤独まみれのりさちゃんはどんどん暴走し続けるのですが、恐怖のりさちゃんが恐怖を脱ぎ捨てる日は、突如やってきたのでした。

 

 

 

ある日、パパとお風呂に入っている時のこと

 

 

『新しいママがほしくない?』

 

 

と唐突に聞かれる。すっごいビックリしました、そんな発想はなかったから。

 

 

即答で『イヤ真顔』と答えました。

 

 

 

そう思っちゃいませんかね、新しいお母さんって…

 

 

そんな、ものじゃないんだからさ。

 

 

 

 

 

でもね、パパはしつこく言うのですよ。

 

 

『新しいお母さんがきたらすごく嬉しいと思うよ』

 

『りさがいい、っていうならば新しいお母さんが欲しいんだ』

 

『そしたらひろき(弟)も一緒に暮らせるよ』

 

『だけどりさの気持ちが一番だよ』

 

『一度だけ会ってみないか?』

 

『もちろん嫌ならいいんだけどさ』

 

 

しつこかったーーー、とすごく覚えてる。

 

 

 

『もう決まってるの?新しいお母さんになる人って?』

 

と聞くと

 

『うん』

 

 

という。ええええー、何このしくみ。

 

この時、意味が全く分からなかったです。

 

 

 

『会ってみて嫌だったらお母さんにしなくていいから、一度会ってみない?』

 

 

 

『その人かわいいの?』

 

なんて聞いたっけ。

 

お風呂でのこの会話、忘れられないのです。

 

 

そして、まぁ別に会うくらいいいか、と思って了承しました。

 

 

 

会う前日電話で話すことに。

 

 

『明日会えるのを楽しみにしているねーーひらめき

 

とすっごい元気な女性の声、すっごい弾んでいましたよ音譜音譜

 

 

ちょっとだけ楽しみになってきたかもニコニコと思ったりさちゃんがいた。

 

 

そしてその日はすぐにやってくるビックリマーク

 

 

パパと二人新幹線に乗り、その新しいお母さんとやらに会いに行く新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

 

遠いところにいる人なんだ~知らんぷり。と思いつつ。

 

 

 

それで駅に着くと、めっちゃ笑顔の女性が大きく手を振っていたひらめき!!

 

 

 

『あの人?』

 

 

当時の私の可愛い女性のイメージは、髪の毛が長くてスカートをはいているイメージスカートリボン

 

 

でしたが、短いふわふわした髪型に、パンツスタイルの想像とは全く違う女性が、ぶんぶんと手を振って走ってきて

 

 

そして突然抱きしめられたんです

 

 

目!!

 

 

 

で、思わず出た言葉が

 

『ママ!!』

 

 

でした恋の矢

 

 

パパと新しいママが顔を見合わせた(マジで)

 

 

出会ったばかりなのに、私を真ん中に両手をつないで歩く駅のホーム。

 

 

【でた、悲劇のヒロイン】って言われちゃうんですけど(笑)

 

 

今でも泣けてくるんだなぁ、あの日のチビりさちゃんのことを思うとドキドキ

 

 

悲劇なんかじゃないんだよねお願いドキドキ

 

 

 

この日の事も忘れられないなぁ花

 

 

 

恐怖のりさちやんから恐怖がスーーーッと抜けた瞬間だった昇天ラブラブといつも思っています。

 

 

新しいステージへ向け、卒業の時です。

 

 

 

そして生まれた、【newりさちゃん】とは!?

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました花

 

 

思考の学校 認定講師 山田りさハート