昨年のこの季節夫はこの世に居て私と共に生活していた
徐々に痩せて体力が失われて辛かったとは思うのだが私のことを気遣っての
日々だったと今は思う。石油を入れてくれたり、買い物に行ってくれたり精いっぱい
残された力を私の負担を最小限にと考えてくれていた夫
仕事の帰り買い物の荷物が重くなり電話すると
バイクでニコニコしながらやってきて荷物を運んでくれたあの姿
何時も私の髪を染めてくれたのも夫
お父さんこの洋服どうかしらと聞くと
「いいんじゃない」と私が買ってきた洋服のアドバイザー
夫との生活を思い起こすとどうしても目頭が熱くなる
年を重ねたこの世での二人は名コンビでした。
私の中にたくさんの夫の姿がある
この世から
あの世に連れていかれてしまった夫
ただ、ただ、寂しい・・・
昔、車を走らせて二人で行ったコーヒーのお店。ちょっと遠いけれど
バイクを走らせて行って来た。
お父さんーお父さんー泣きながら叫んで走らせたバイク
夫が恋しい
