夫も私も心は不安でいっぱいだった。
医学的な説明とリスクは恐怖でしかなかった。
そんな中、息子と三人で、M医師のセカンドオピニオンに行った。
言葉の一つ一つが救いになった。
希望と前向きさを持てる心の安定を得ることができ本当に良かった。
それから移った病院での放射線治療が始まった。初めは通院治療、食道に放射線を当てるので焼けてものが食べられなくなり、後半は入院させていただいた。体重は37キロまで落ち自分の腕も上げられずトイレで倒れたりした。点滴と輸血をし、その後は胃ろうの話も出た。寝ている夫の足元で椅子に座り時間になったら手を握り帰ってくる日々だった。少しずつだが時間をかけて食べるようになった。先生は食べられるようになったら退院したほうがいいと言われるが、あまりに体力を失っているので不安でした。タクシーで帰ってきたが家の段差も上がれず這って床についた。移った病院の担当医師と放射線の先生、看護師さんのお陰でここまでこられた。M医師を二人の心の支えとして・・・。
胃ろうをせずに退院できて本当に良かった。
