アルバムに張りきれなかった写真が
袋に入って押入れの奥にあった。 懐かしい
いろいろ見ていたら母が私の家に遊びに来た写真があり
姉や姉の子供達の真ん中で満足気に座って映っている
94歳で亡くなったのだが写真の中の母はたぶん60代
その夜夢を見た 母がまた遊びに来ている夢
みんな若かったし皆勢いがあった時代
夢の中で久しぶりに母に会えてとても嬉しかった
幼い日母の胸に顔をうずめたくさん母乳を飲んだこと
何時までも母乳が離れず母が赤チンを塗り
私を悩ませたこと母性愛に包まれて
甘えている時が一番幸せな時だったのかもしれない。
親孝行したい時に親はなし
出かけるのが大好きだった母
私のところに来る日は暗いうちに起きて
おにぎりやら煮物やら飲み物お土産を用意して風呂敷に包み
姉が迎えに行くと玄関に座って待っていたそうだ。
何処かに出かけると言うととても喜ぶ母
今テレビの旅番組を見るたび母を連れていきたかったと思う。
電話でいろんなところに連れてけなくてごめんね
と言うと 「いいさ いいさ家や木がさかさまになっているわけではないから
どこへ行っても同じさ」なんて言っていた母
親は子に何も望まないとはいえ
心残り。
