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インコのテトくんは6年間うちの子でした

羽根が悪く上手に飛ぶことはできなかったけれども

部屋の中を歩く姿はなんとも可愛いものでした

朝、籠の扉を開けてあげると

まっしぐらに主人の布団へ行き、おでこの上に乗り起きるのを待ちます。

なかなか起きないと、「ヨイショ、ヨイショ」と掛け声

起きるととても嬉しそう。肩に乗せてもらうとすかさず

「クチュクチュしましょう」と言う。「ゴシゴシゴシ」と歯磨きの音

「シュルシュル」と水の音真似主人の歯磨きが終わると水を貰いご機嫌

テトの大好きな朝の時間でした。時に、首を左右に大きく振り

「チャチャチャ、チャチャチャ」とリズムをとり楽しげ

また夜、私がニニロッソー音楽を聞くと私の手に乗り、レコードを見つつ

一時間以上、餌も口にせず一緒に聴き

なにやら「エッソロー」とメロデーを口ずさみました。

私の肩に乗っている時テト君チューしてと言うと必ず頬に

口ばしを当ててくれました。

主人が湯呑茶碗にお茶を注ぐと「あちい、あちい」と言い、一口飲むと

「おいしいね」という。私たちから覚えた言葉を、場に応じて使う鳥でした。

出かけて帰ってくると「さみしかった」と言うので

この言葉は使わないようにしたのにテトは忘れることなく使いました。

私の肩に乗って、家の周りも少し散歩もしました。

そうそう、テトはかくれんぼもできたのですよ

わたしが「いない、いない」というと、ふすまに隠れ

しばらくすると出てくるのです。愛らしテト君

心の中にテトはいとしく、いとしく生き続けています。

テトは子供がインコを飼いたいと言いヒナを買ってきたのはいいけれど

自分が学校に行くので2時間おきに餌をやってほしい

ボケ防止になると押しつけられそのうちすっかり

主人と私が世話係とても癒やされました。