ミーちゃんの毎日は空腹と寒さとの戦い
工場の裏手の溝に枯れ葉が溜まっていた
北風の吹く寒い日はそこに身を伏せ寒さに耐えていた。
民家の軒下で食べ物が欲しいと切なく泣き続けていたミーちゃん
挙句に妊娠を繰り返しているようだ。
雨の日、草むらに産んだ我が子を口にくわえて
工場の箱の中に入れたよう。
猫嫌いのおばさんの叫び声。
赤ちゃん猫はパンを投げていた男性が家に連れて行き、人にあげたと聞いた。
ミーちゃんは栄養不足だったのか前の歯がなくいつも舌がペロンと出ている。
愛らしさを感じ、次第に心惹かれていった。
つづく
