ここ数日で、福岡もすっかり寒くなりました。
びっくりしますが、今日で11月も終わり!
明日から師走、今年もいよいよ締めくくりのラストの月となります。
さて、今回の満月は半影月食を伴い、通常の満月よりは影響が長く続くと言われている月食です。
月食は、私的な事、身の回りにおいての出来事として出てきやすいともされています。
今回の月食図で、なんといっても目を引くのは、MCにピッタリ寄り添う魚座の海王星です。
強力なパワーを有する魚座の海王星が天頂に位置し、月食も柔軟宮で起こっていて、社会情勢が目まぐるしく二転三転しそうな不安定感を持ちます。
ASC-DSEラインは、蟹座と山羊座の活動宮になっていて、その目まぐるしい社会状況の中、1ハウスが示す国民、個人は、大切なものを守るために素早い判断と、行動力を発揮していきそうです。
国は頼りにならない、自分の力で防衛しなければの活動宮の世界観。
マンデン図(社会を読む目的としての占星術)では、MCは、政府、国、総理を示唆しますが、海王星が示すビジョンを一応掲げてはいるものの、現在の必要不可欠なテーマを示すTのノードと、MCと海王星がタイトなTスクェアになっていて、はっきりしない不明瞭な政府の態度、方向性を指し示しています。
海王星は、ウィルス拡散の意味もあり、六月終わりから、海王星は逆行して昨日29日に順行に戻ったばかりのタイミングです。
これまで抑えられていたパワーが、徐々に回復し、これから
本来の威力を発揮していきそうで、危険な雰囲気でもあります
月は、国民感情を示しますが、12ハウスの、隠れた場所に位置し、不安感が増しやすいです。
この月は1ハウスと、2ハウスのルーラーで、経済的な問題が個人の心の揺れに、大きく絡んで来ることを示しています。
公のテーマを示す太陽は、6ハウスに位置しています。
健康、防衛、医療、技術がテーマで、その太陽は、3ハウスのルーラなので、コミュニケーションもテーマと関連してきます。
この太陽は、目立ったアスペクトを持たないのですが、牡牛座の天王星と150度。
これは健康を守るためや、人との関りにおいて、調整や工夫が求められる事を示唆し、高度で専門的な知識を活かした新たなる実用性への模索が始まります。
総括すると自己防衛という事が、個人において、大切なキーワードになると感じます
気を緩めずに、明るい気持ちを忘れずに、この難局を乗り越えて行きたいものですね。。