3月31日AM3時44分、(福岡)牡羊座の新月でした。
牡羊座は、12星座の始まりに位置し、個人性を追求し、物事を巻き起こす役目を果たすサインです。
まさに春分点に位置するのにふさわしく、外宇宙との扉を開き、活動的でスピーディーで純粋な魂を備え、燃え盛る火で周囲を開拓していきます。
長い冬から覚醒し、生命が躍動し始める時期が牡羊座の季節。
福岡での新月図を見てみると、ASCが水瓶座なので、未来に向けてのビジョンが拡大し、個々の個性を生かした社会活動が活発化するイメージが思い浮かびます。
そしてこのASCのルーラーの天王星は、新月とほぼ同じ2ハウスに位置しています。
2ハウスは、経済問題などを示しますし、天王星は、突発的な目に見える時代の変化や刺激を意味し、明日から消費税が上がることが、国民にとっては現実的な大きな覚醒だということが示されているように思えます。
この新月と天王星に対し、冥王星がタイトに、12ハウスからスクェア、5ハウス木星ともスクェアでTスクェアを形成しています。
この配置はここのところずっと形成していましたが、現在はよりタイトにアスペクトしてきています。
天王星を、目に見える急激な変化だとすると、冥王星は、目に見える物事も、深くふかく闇に隠された汚泥までもを、長い時間をかけてかき回し、大きな本質的な視野で現状や既存の価値観を強制的に再生していく天体です。
そして2ハウスの牡羊座の新月群に対し、天頂サインに隣接した9ハウスのルーラの冥王星が12ハウスから、タイトにスクェアで、MCルーラーの木星も同じくスクェア。
国家や権力者(国を動かしている存在)に対する見えない集団的な意識は、ここからかなり破壊的な侵食を得、どこまでも深みを帯びていきます。
経済的な打撃や影響から来る、集団意識や、お祭りごとのような高揚感が、渦を巻くような4月となりそうです。
牡羊座の新月は、スタートという意味を二重に強調しています。
ここから始めることは、たとえ途中で大きな横槍があったにせよ、蒔いた種に関する、何がしかの果実を、受け取る事に必ず繋がりますので、行動あるのみです。
棚ぼたを期待せずに、牡羊座の魂のように純粋に開拓して下さい。
真正面からぶち当たること、決して損得勘定を働かさないこと、自分の感性を信じ、ひたすら突き進みましょう。
前しか見ない世界の始まりです。
これから天王星と太陽、冥王星と太陽が正確にスクェアになってきて、世間的にも個人的にも、目に付く動きが起きてくる時期となります。
特に活動宮に主要天体をお持ちのかたは、従来の型や枠をブチ破り、大きく踏み出すチャンスの時となります。
受動的では大きなエネルギーは使いこなせないので、能動的に動いて人生を自らの力で、是非創造していきましょう。
次回の満月は皆既月食という、さらに大きな星回りになります。
大きなエネルギーが果てしなく充満する4月です。
個人的にもエネルギーを大きく使って、船出の友として行きましょう。