ドラマ 「最高の離婚」 今、見終わりました。
今日はなかなか面白かった。
真木よう子が、浮気だらけの相手に対して今日の回で初めて感情をぶつけたんです。
彼女、クールビューティですよね。
イメージ的には、水瓶座、さそり座が効いているような気がしますが…、
冷静で知性的な中に、得体もしれない秘めた感情が息づいていて、スイッチの切り替えによって圧倒的な魅惑の世界に引きずり込まれるような気がする…逃れられなさそうな
それ以前の彼女は、浮気に気がついているけれど、一切相手にぶつけずにクールないつも穏やかに相手を受け入れる女性の役です。
見ていて自分を抑えているのはよくわかったんですが、もうひとりの主演の小野真知子?かな、(名前間違いかもですが、)その人から 「それで幸せなの?」と問われることによって、自分を見つめるほんのきっかけにはなったのかな。
小野真知子の役は、裏表がない役で、感情表現も非常にストレートなのです。
月、金星が牡羊座っぽい気がする。
彼女は、自分が幸せかどうかがあくまで判断基準で、人からどう見えるかという視点はなさそうです。
対して真木よう子の方は、自分の理想の女性像が何事にも動じない、いつも優雅な女性なのですね。(金星水瓶座?)感情を人にぶつけられない、ぶつける自分が嫌なんですね。
ドロドロ状態をすごく嫌うので、水瓶サインの金星、水星に海王星が絡むと、見てみぬふりをして感情を抑圧してしまいます って、もろ私だ!
しかし、素顔の感情を司る天体の月は、嫉妬深くて、相手のことが実は気になってしょうがない、
多分さそり座かな。
女性として演じたい理想の自分と、素顔の自分が違うとキツイです。
どちらか一方を常に犠牲にして、表現していかねばならず、しかも素顔の自分を抑制しすぎると幸福感は得られずに、心身にダメージを徐々に加えていくことになります。
誰しも自分の中に、理想の女性像と男性像を心の中に抱えていて、無意識にそれを体現しようとするか、または相手に投影して、自分の代わりに演じてもらうのです。
今日の真木よう子は抑圧していた感情を、相手にぶつけて、演じ、格好をつける自分をはじめてやめ、そして自分を認め本当の自分を表現することにより、今まで大事にしているものを引換に失ったのですね。
スイッチが入ってしまえば、留めることができず、変容の道へまっしぐら。
冥王星っぽい世界ですね。
そこから再生の道が始まる。
いったん間違った自分をリセットして、大きな代償を払ってやり直す。
別の角度から見れば、彼女の幼い頃から、封じ込まれた抑圧の感情を、強制的にリセットするために、彼と出会ったのかもしれません。
冥王星は、自分から動かなければ、その目的の為に強制的に大きなナタを振るうイメージです。
私なんかは、もう少し感情を小出しにしていればいいのに、なんて思いますが、この先のドラマがどうなるのかな。
真木よう子の役は、父親が浮気を重ねる人で、幼い頃に、母親がそれに対し嫉妬し感情的になる姿に接し、嫌悪感を抱いたという設定になっています。
その母の姿は、自分がこうありたいという女性像と、大きく違い、そしてそれは、見たくない抑圧した自分の姿(シャドー=土星)でもあったのですね。
浮気性の父親に対しては、嫌悪感を抱かないという点を考えると、たぶん、彼女の中の男性像は浮気っぽい男というイメージを持っている。(太陽、火星、土星あたり)
私も幼い頃、そういう経験があるので、よくわかる。
私の母は金星さそり座、私は金星、火星水瓶座で、母の父親への執着心は嫌悪感以外への何者でもなかったですもの。
でもね、自分が真木よう子の立場だったらどうするか?
いや、やはりきっぱり切り捨てただろうと今でも思います。
私は、あまり詮索するのは好きではないし、束縛もしたくない、相手の携帯も見ない人ですが、果たして真木よう子の立場になったら、最初は同じ事をしそうだなと思う。
自分を騙して、現実を見ないようにするだろうと。
そして時間を掛けて、じぶんの気持ちと相手への気持ちを天秤にかけて最終コーナーの出方を決定するのかもです。
結論としては、似ていますね、やはり冥王星、海王星が効いているから。
今、さそり座土星の時代だし、この手のドラマ(心理的なもの)増えそうな予感で楽しみです。