(※追加あり)考えてみました。「ペット連れの避難問題について」 | ニコリーヌの 夢見る頃を過ぎてもSAPHO症候群とともに

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洪水危険警戒レベル4、避難指示が出された台風19号の時に、ペットを伴って避難させてもらえる避難所はないかと自治体と避難所に問い合わせましたが、ダメだと言われて避難所には行けませんでした。
堤防の一部に越水が見られたとの話も聞きましたが、幸いなことに今回は危機一髪のところで洪水が起きなくて済みました。

災害に遭われて、今大変な状況が各地にいらっしゃる時に、ペットのことで恐縮ですが、
ペットと一緒の避難について、改めて考えました。
避難所には、様々な人がいるわけで、
動物が嫌いなかたがいるでしょし、ペットの匂いや泣き声が苦手なかたも、動物アレルギーのかたもいらっしゃるかもしれません。
動物の皮膚や、体毛にアレルギーを持っている方の中には、痒くなったり、喘息を起こしたり、重いアレルギーの方には命に関わる場合もあるかともしれません。

なのでペットがいる家族と、いない家族とが同じ空間にいるのは、無理があると思います。


一方で、ペットと一緒に暮らして寝食を共にして、我が子と同じに育てて可愛いがっている家族もいるでしょう。
アメーバブログを読んでも、ペットと暮らす家庭がたくさんいます。そういう方にペットだけを避難させないことは出来ないでしょう。
ペットを置いては避難できないので家に残るとしているかたや、車の中にいるというかたも多いと思います。


避難所で、例えば体育館などで、一部を区切ったとしても匂いや泣き声、空気に混ざるアレルゲンは遮断できないと思います。
飼い主も、泣き声をやめさせることには苦労すると思います。
避難所によっては、完全に違う部屋に分けている所もあるそうですが、全ての避難所が出来るとは限りません。
避難所を運営する職員さんも、普段と違う職務で、しかも慌ただしい状況ですから運営内容の把握も、徹底にも困難があると思います。(これは事訓練やマニュアルや、意思統一を徹底して改善は出来ると思います)

ペットと一緒の避難は、とても難しい問題だと思います。
少なくても、ペットを避難させるときには、ケージに入れたり、リードをつけて走り回らないようにするとか、トイレの始末をきっちりすることを徹底するとか、最低限のルールを守らなくてはならないと思います。


人もペットも環境が激変して、みんながある種のパニックになっているかもしれませんので、本当に動物の避難は難しい問題だと痛切に思います。

まだまだペットの避難について、論議が始まったばかりですから、これから多くの方に知っていただいて、動物を飼っている方にも飼っていない方にも、お互いにとってより良い方法を考えていって欲しいと願っています。