活火山🌋の焼岳へ / Climbing Mt. Yake, an active volcano ④ 🥾⛑️🪨🌸🌼

August 19th 2024


下堀沢カールは素敵なお花畑〜💕🥰
いろいろなお花が咲いているので、急登も苦になりませんでした。😆



ゴマナ/胡麻菜 Aster glehni var. hondoensis
キク科シオン属の多年草で、野菊のひとつ。
葉がゴマの葉に似ているというのでこの名前。
若芽は山菜として食べることができる。
花期は8〜10月。シロヨメナやノコンギクを一回り小さくしたような白い花を密につける。花の後には冠毛がついた種子ができ、風で散布される。
茎や葉に細かい毛があり、ざらつく。



山頂目指して下堀沢沿いのザレ場、岩場の登山道を登る〜 ⛰️🥾

この辺りが森林限界で、山の裾野方面を見ると右に霞沢岳、その左に立派な穂高岳(奥穂高岳〜吊り尾根〜前穂高岳〜明神岳)が見えました。⛰️⛰️😍



穂高岳(奥穂高岳〜吊り尾根〜前穂高岳〜明神岳)、蝶ヶ岳、六百山、霞沢岳



ベニイタドリ/紅虎杖 別名:  メイゲツソウ/明月草 Fallopia japonica var. compacta
タデ科イタドリ属の多年草。日本固有種。
イタドリの高山型変種で、亜高山~高山帯の砂礫地に生える。雌雄異株。

これは赤がかなり濃い個体。❤️ もっと薄いピンクのや、ほとんど白のイタドリもたくさん咲いていました。💗🤍



ヤマハハコ/山母子 Anaphalis margaritacea, Pearly Everlasting
キク科ヤマハハコ属の多年草。
山地に生え、ハハコグサに似るのでこの名前。
花期は8月から9月。茎の上部に淡黄色の頭花を散房状につける。白いカサカサした花びら状のものは総苞片(葉が変化したもの)。
雌雄異株、時に同株。




いまだに雌株と雄株の見分けがつかない… 😅



ネバリノギラン/粘芒蘭 Aletris foliata
キンコウカ科ソクシンラン属の多年草。日本固有種。
ノギランに似るが、花序軸等に腺毛があり粘るのでこの名前。



ミヤマアキノキリンソウ/深山秋の麒麟草 別名:  コガネギク/黄金菊 Solidago virgaurea subsp. leiocarpa, Woundwort
キク科アキノキリンソウ属の多年草の高山植物。
平地〜山地に見られるアキノキリンソウの高山種で、背が低く、花が大きいのが特徴。



来た道を振り返って〜

家族連れの登山客のお子さんが やっほ〜! と叫ぶと、よい感じのこだまが返って来ていました。😄



クロマメノキ/黒豆の木、黒豆木 別名:  アサマブドウ/浅間葡萄 Vaccinium uliginosum var. japonicum, Bog Bilberry, Northern Bilberry
ツツジ科スノキ属の落葉低木。
葉は互生し、無毛。長さ1~3cmの倒卵形~惰円形で全縁。葉先は円形で、網状の脈が隆起して目立つ。光沢はない。
花は葉腋に下向きにつく。花冠は白色の壺形で、先が5浅裂する。
果実は球形の液果で黒紫色に熟し、粉白を帯びる。食べると甘い。
(アカモノは萼が赤色で毛が密生し、果実が上向きにつき、赤色。シラタマノキは花がやや似ているが、葉に光沢と鋸歯があり、果実が白色。)

熟し始めたクロマメノキの果実… そして



若い緑の実と咲き残っていたお花も同時に見ることができました。🫐🤍💚



シラタマノキ/白玉の木 Gaultheria pyroloides Hook.f. & Thomson ex Miq.
ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。高山~亜高山帯の岩場や崩落地に自生する。
花期は7〜8月で、ドウダンツツジのような釣鐘型の花をつける。9月頃、萼が肥大して果実を覆い、白い玉状になることからシラタマノキの和名が付いた。
同属のアカモノの果実は赤く、こちらは白い果実をつけることから別名がシロモノ。
葉は楕円形で少し厚みと光沢がある。また葉の縁の鋸歯、葉の表裏にくっきりとした葉脈があるのも特徴。
果実や枝葉をつぶすとサロメチールのような香りがする。

クロマメノキの近くにはお花がよく似たシラタマノキもまだ花をつけていました。💚🤍