夏の高尾山ハイキング その4 / Summer hiking in Takao ① 🥾⛰🌸🌿

August 9th 2024


2週間ぶりの高尾山です。😊 下界は灼熱でしたが、山の上は日陰のルートをなるべく選んだり、風もあったりで、結構快適に歩いてこれました。😁
季節がまた進み、初秋のお花もちらほら咲き始めていました。🌼🌾



ツルリンドウ/蔓竜胆 Tripterospermum japonicum
リンドウ科ツルリンドウ属の多年草。
リンドウに似たつる性の植物なのでこの名前。
葉は対生し、3本の主脈が目立つ。
花期は8〜10月。葉腋に淡紫色の鐘状の5裂した花をつける。
果実は液果で、枯れ残った花冠の上に突き出し紅紫色に熟す。




高尾山では今シーズン開花初確認です。😍 去年よりちょっと早い感じです。高尾山のツルリンドウは色が白に近い薄いピンクが多いのですが、ピンクの筋が濃くて一段ときれいなお花にも会えました〜💕



ヤマホトトギス/山杜鵑草 Tricyrtis macropoda
ユリ科ホトトギス属の多年草。
白色の花びらと雄しべに紫色の斑点が入る。その斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることからこの名前。
6枚の花びらが、下に大きくそり返るのが特徴。

3週間ほど前から開花し始めましたが、まだ花はぽつぽつ状態で、斑点が濃くて美しい個体に会えていません。😅



ホドイモ/塊芋 Apios fortunei Maxim., ground nut, potato bean, wild bean
マメ科ホドイモ属のつる性多年草で、丘陵地の乾燥しない林縁部などに生える。
地下に球形の根(塊根/かいこん)をつくり、食べることができる。
ホドイモの名の「ホド」は塊という意味。
葉はふつう小葉五枚の奇数羽状複葉。




ピンクの💋 (花の翼弁)が可愛い黄緑色の不思議ちゃんです。😍😆



タマアジサイ/玉紫陽花 Hydrangea involucrata
アジサイ科アジサイ属の落葉低木。
つぼみが球形であることからこの名前。
花期は8〜9月。苞に包まれた球状のつぼみが開くと、淡紫色の両性花が多数現れ、その周囲に花弁4枚の白い装飾花が囲む。

こちらは典型的なタマアジサイの花で、両性花(紫色の部分)がまだつぼみの状態です。



そしてこちらは昨年までテマリタマアジサイ(両性花がなくて全て装飾花からなる品種)だった株のお花。なぜか今年は 手毬咲き→普通咲き に戻る途中の段階?になっていました。😲 なので、普通咲きに比べて装飾花(白いお花の部分)がやたら多い咲き方になってます。来年は完全に普通咲きになってしまうのなぁ? 🤔 また手毬咲きに戻らないかな? 🙏🏻😅


参考までに、去年のテマリタマアジサイの画像を付けておきます。


テマリタマアジサイ /手毬球紫陽花 Hydrangea involucrata var. involucrata f. sterilis
花序全体が装飾花からなるタマアジサイの品種。和名は花序の様子を手鞠に例えたもの。
通常のタマアジサイにある両性花(花の塊の中央にある青紫色の部分で、10本の雄しべと1本の雌しべがあり、雌しべの先端は二つに裂ける)がなく、白い装飾花だけでできているタマアジサイ。 2023.08.22 撮影



シュウブンソウ/秋分草 Aster verticillatus
キク科シオン属の多年草。
秋分のころに花の盛りを迎えることから、この名前。
花は中央の筒状花(両性)を2〜3列の舌状花(雌性)が囲む。花期は8〜10月。



小さな可愛いジミーちゃん😆がもう咲き始めていました。ツルリンドウと同様、去年より開花が2週間くらい早い感じです。



ナガバノコウヤボウキ/長葉の高野箒 Pertya glabrescens
キク科コウヤボウキ属の落葉小低木。
二年目の枝に花をつける。花は、輪生状に束生した葉の中央につく。
ナガバの名の通り、コウヤボウキに比べて二年目の枝の葉が長く、葉先が尖る。また、鋸歯の数がコウヤボウキよりも多くある。(ただし一年目の枝の葉は似ている。)



普通のコウヤボウキは10月初め頃に咲きます。😊




シラヤマギク/白山菊 別名:  ムコナ/婿菜 Aster scaber
キク科シオン属の多年草。
舌状花は白で数は少なく、疎らにつく。
茎や葉には短毛があってざらざらする。葉はハート形で先が鋭くとがり、ふちには粗い鋸歯がある。
別名のムコナは、ヨメナに対して付いた名前。どちらも若芽が春の山菜となる。

シラヤマギクも今シーズン開花初確認です。🤍💚