天上の楽園・会津駒ヶ岳と中門岳へ / Climbing Mt. Aizukoma & Mt. Chumon, “Heavenly Paradise” ① ⛰️🥾🌼🌸

August 4th 2024


今回も夜行日帰りで、以前から行ってみたいと思っていた会津駒ヶ岳と中門岳に登ってきました。😁 会津駒ヶ岳は日本百名山のひとつで、「私が今までに得た多くの頂上の中でも、最もすばらしい一つであった。」と深田久弥が言った山だそうです。その会津駒ヶ岳山頂から中門岳までの稜線、天上の楽園を楽しんできました。😍



駒ノ大池と会津駒ヶ岳山頂 Koma-no-oike Pond & the summit of Mt. Aizukoma (2133m)


道の駅尾瀬檜枝岐に3:45amに到着。🚌 ヘッドライトを付けて4:00amにハイキングをスタート。🥾 まだかなり暗い道を40分ほど歩いて滝沢登山口に到着。ここまでも途中結構な急登がありましたが、滝沢登山口からの最初の30分はこのコース一番の直登・急登でした。😂 ミズナラなどの広葉樹林の中をお花を探しながら登りました。😆



ウスノキ/臼の木 別名:  カクミスノキ/角実酢の木、アカモジ の果実 Fruit of Vaccinium hirtum var. pubescens
ツツジ科スノキ属の落葉広葉樹の低木。山地の日当たりの良い岩場に生える。
果実の先端が臼のようにへこむのでこの名前。別名はスノキと同じように果実や葉に酸味があり、萼に角張った稜があることから。
果実は卵状球形の液果で、7〜9月に赤く熟し、酸味があるが生で食べられる。
類似のスノキの萼筒には稜はなく、果実が紫黒色に熟す。



ホツツジ/穂躑躅 Elliottia paniculata
ツツジ科ホツツジ属の落葉低木。
花が穂状につくことからこの名前。
雌しべが長く、ほぼまっすぐに伸びるのが特徴。ミヤマホツツジの雌しべは、弓状に象の鼻のように曲がる。
花には虫が集まって蜜を吸うが、ホツツジは木全体にグラヤノトキシンという有毒物質を含む。



ほとんど白花に近いホツツジがぽつぽつ咲いていました。🤍


標高1350mくらいからはブナ林になります。キノコもちょこちょこ出ていました。🍄🍄‍🟫



タマゴタケ/卵茸 Amanita caesareoides
ナラやシイ、ブナなどの広葉樹の根元や針葉樹の林の地上に発生する。
色が鮮やかなため毒キノコと間違われがちだが、テングタケ科の中でも珍しく美味しい味を持つキノコで、生食でも可能。

傘の直径が17cmくらいある大きなタマゴタケを発見!🍄😆 かなり色が薄くなってるのが残念。😅



ツルアリドオシ/蔓蟻通し Mitchella undulata et
アカネ科ツルアリドオシ属の地面を這う常緑蔓性の多年草。
葉や花などがアリドオシに似ているのでこの名前。
花期は6〜7月。花は必ず2個つき、それぞれの花の基部にある子房は互いに合着している。
果実は合着した二つの子房がまとまった形で膨らんだもので、左右2個の花の萼の痕が表面に残る。




大好きな可愛いツルアリドオシのお花がたくさん咲いていました。🤍😍




昨年の花の赤い果実 (ニックネームは赤い豚の鼻ちゃん🐷)も。😆


登りの行程の約半分くらいにある水場のベンチで休憩。この辺りから森はオオシラビソを中心とした針葉樹林に。🌲🌲



ミヤマアキノキリンソウ/深山秋の麒麟草 別名:  コガネギク/黄金菊 Solidago virgaurea subsp. leiocarpa, Woundwort
キク科アキノキリンソウ属の多年草の高山植物。
平地〜山地に見られるアキノキリンソウの高山種で、背が低く、花が大きいのが特徴。



オヤマリンドウ/御山竜胆 Gentiana makinoi
山地の亜高山帯、湿地や草地に生えるリンドウ科リンドウ属の多年草。
エゾリンドウより小型で、花は先端部が少し開くだけ。またオヤマリンドウの花は茎の先端と上部にしか付かないが、エゾリンドウの花は茎全体に付く。



ジョウシュウオニアザミ/上州鬼薊 Cirsium okamotoi
キク科アザミ属の多年草。
オニアザミに似るが、オニアザミより葉の切れ込みが深く、とげが鋭い。
ジョウシュウオニアザミの分布域は狭く、群馬県、新潟県の県境、およびそれに接する福島県、長野県の山域のみ。基準産地は群馬県至仏山。



トリアシショウマ/鳥足升麻 Astilbe odontophylla
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草。
春の若芽が鳥の脚によく似た形をしていることからこの名前。
春の葉が開く前の若芽は、山菜として食べられている。
バラ科のヤマブキショウマとよく似ているが、葉の違いで見分ける。トリアシショウマの葉脈は本数が少なく平行感がないのに対して、ヤマブキショウマの葉脈は平行で10本程度と多い。また、ヤマブキショウマは雌雄異株。