山開きの谷川岳へ / Climbing Mt Tanigawa on the first day of the official climbing season ⛰️🥾🌼🌸 ⑩

July 7th 2024


会えたらいいなぁ〜💜 と思っていたもうひとつのお花にも会えました。やった〜💕😆



ムシトリスミレ/虫取菫 Pinguicula vulgaris, common butterwort
タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物で、高山帯の湿った草地や岩場に生える多年草。
葉の表面で虫を捕らえることと、全体の姿がスミレに似ていることからこの名前。
楕円~長楕円形で縁が少し内側に巻き込む葉を数枚ひろげてロゼットをつくる。葉の表面は腺毛で覆われ、粘液で小虫を捕らえて消化する。
花はスミレに似ていて距もあるが、花弁が合着していて、スミレ科とは遠縁。



個体数がかなり少ないようで、会えたら超ラッキー🤩と後で聞きました。😆 葉っぱをよく見るとコバエ🪰のような虫が捕まっていましたよ。🤭

「食虫植物が生えている場所は土壌中のリン・窒素などの栄養分が非常に乏しいために、虫を捕えることにより不足する栄養分を補い、厳しい環境下で生きていけるように進化した。」のだそうです。🤗



飛んできた長野県消防防災ヘリコプター🚁

肩の小屋まで下りてきたところで、長野県消防防災ヘリコプター🚁が飛んできました。😲 かなり長い間何度も旋回したり、ホバリングしたり….   みんなでなんだろう?と不思議に眺めていたら…. 



救助の隊員がひとりするすると降りてきて… 😱 しばらくして1人を救助し、飛び去っていく… と思いきや、天狗の溜まり場上空でしばらくホバリング。🙄 なんとそちらでも事故?があったようで。🫢
結局この日は熱中症の遭難救助が2件も発生し、救助のヘリコプター🚁は2往復もしたのでありました。😓 ご苦労様です。🙇 熱中症、私も気をつけなければ。😣



シモツケソウ/下野草 Filipendula multijuga
バラ科シモツケソウ属の多年草。日本固有種。
落葉樹のシモツケに似た花を咲かせる草(草本植物)であることから、シモツケソウと名付けられた。因みにシモツケ(下野)は下野国(栃木県)を示す。


熊穴沢避難小屋まで下りてくると樹林帯になるので、日陰の登山道はかなり涼しく感じました。😌
そしてすごーく小さなお花を発見。😁



モウセンゴケ/毛氈苔 Drosera rotundifolia L.
モウセンゴケ科モウセンゴケ属の多年草。
主に栄養分の少ない湿地に自生する食虫植物の一種で、葉にある粘毛から粘液を分泌して虫を捕獲する。
腺毛は通常赤く、その姿が緋毛氈(ひもうせん:  赤く染められたフェルトの敷物)のように見えるところからこの名前。コケとつくがコケの仲間ではなく、種子植物。
花期は7〜8月。葉の間から花茎をだし、先端部に5枚の花弁を持った白色の花を咲かせる。



エゾアジサイ/蝦夷紫陽花 Hydrangea serrata var. yesoensis
アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、ヤマアジサイの変種。
北海道と本州の日本海側の雪の多い山地に生え、花の色は鮮やかなブルー。
ヤマアジサイよりも全体的に大形で、葉が大きく、花序の直径も倍近くになる。多雪環境に適応して葉が大型化した種と考えられている。 
(ヤマアジサイは主に太平洋側に生育し、花は白っぽいものが多い。)


無事、天神平に戻ってきました。😄



クガイソウ/九蓋草、九階草 Veronicastrum japonicum
オオバコ科クガイソウ属の多年草。
葉が茎に何段も輪生して層になることからこの名前。蓋(がい)とは笠を数える単位で、ちょうど九層ぐらいあるので「九蓋草」と名づけられた。



トリアシショウマ/鳥足升麻 Astilbe odontophylla
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草。
春の若芽が鳥の脚によく似た形をしていることからこの名前。
春の葉が開く前の若芽は、山菜として食べられている。
バラ科のヤマブキショウマとよく似ているが、葉の違いで見分ける。トリアシショウマの葉脈は本数が少なく平行感がないのに対して、ヤマブキショウマの葉脈は平行で10本程度と多い。また、ヤマブキショウマは雌雄異株。



サンカヨウ/山荷葉 の果実 Fruit of Diphylleia grayi, skeleton flower
メギ科サンカヨウ属の多年草。
花期は5~7月。茎の先に白色の花を数個つける。
大小2枚の葉はフキのような形をしていて、小さい葉に花がつくので、葉の上に乗っているように見える。大きい葉には花がつかない。
花のあと、濃い青紫色で白い粉を帯びた実をつける。実は食用になり甘い。 
雨に濡れると花びらが透明になる。