山開きの谷川岳へ / Climbing Mt Tanigawa on the first day of the official climbing season ⛰️🥾🌼🌸 ②

July 7th 2024


天神尾根の樹林帯には、咲き終わったオオイワカガミ、ショウジョウバカマ、セリバオウレンの果実、これから咲くノギランのつぼみがたくさん。オオバギボウシやハナニガナも咲いていました。



ツルアリドオシ/蔓蟻通し Mitchella undulata et
アカネ科ツルアリドオシ属の地面を這う常緑蔓性の多年草。
葉や花などがアリドオシに似ているのでこの名前。
花期は6〜7月。花は必ず2個つき、それぞれの花の基部にある子房は互いに合着している。
果実は合着した二つの子房がまとまった形で膨らんだもので、左右2個の花の萼の痕が表面に残る。



大好きなツルアリドオシが咲いていました。😍 ちょっとピンク色のお花も。💗🤍



森林限界を超えた稜線の登山道脇にもちょこちょこありました。



昨年の花の赤い果実 (ニックネームは赤い豚の鼻ちゃん🐷)もいくつか残っていましたが、なんと!今回は特大の豚の鼻ちゃんを発見。😱



私の小指サイズくらい、直径12mmくらい? 普通サイズの1.5倍のでした。😆😂



タケシマラン/竹縞蘭 の果実 Fruit of Streptopus streptopoides subsp. japonicus
ユリ科タケシマラン属の多年草。日本固有種。
名前は竹の葉に似た縞模様の蘭という意味だが、ランではない。
茎は普通2分岐する。葉腋から細い花柄を下げ、花を下向きにつける。花被片は反り返える。果実は球形で赤く熟す。

もう真っ赤に熟したタケシマランの実を発見して、またまたはびっくり。😲 2週間前に栂池で咲き始めたお花をたくさん見たばかりなので。😆



イワオトギリ/岩弟切 Hypericum kamtschaticum var. hondoense
オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草で、高山植物。
中部から東北にかけての日本海側の亜高山帯から高山帯に分布しているオトギリソウの高山型。



シロバナニガナ/白花苦菜 Ixeris dentata var. albiflora
キク科ニガナ属の多年草。
ニガナの変種で花が白く、舌状花が8~11枚。

因みに、ニガナの白花品種はシロニガナといい、舌状花が5~7枚。 そして本種、シロバナニガナの黄花品種がハナニガナ。→ つまり、ハナニガナはシロバナニガナの変種…. という構図で、とてもややこしいです。😅😂


熊穴沢避難小屋 (標高1471m) を通過すると鎖場と岩場の連続になります。しばらく登ると森林限界(標高1500m) に達して、視界が開けます。



標高1552mからの絶景 🤩 6:55 am
富士山🗻も見えました。🙌



ジョウシュウオニアザミ/上州鬼薊 Cirsium okamotoi
キク科アザミ属の多年草。
オニアザミに似るが、オニアザミより葉の切れ込みが深く、とげが鋭い。
ジョウシュウオニアザミの分布域は狭く、群馬県、新潟県の県境、およびそれに接する福島県、長野県の山域のみ。基準産地は群馬県至仏山。



初めまして〜💜 のジョウシュウオニアザミ。😍