初夏の高尾山ハイキング その6 / Early summer hiking in Takao ④ 🥾⛰🌸🌿

June 30th 2024



オカトラノオ/丘虎の尾 Lysimachia clethroides, Gooseneck Loosestrife, Gooseneck yellow loosestrife
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がるのでこの名前。




オカトラノオもたくさん咲き出しました。皆んなでダンスしてるみたいです。🤍🧚🤍🧚🤍🧚😆



オオバジャノヒゲ/大葉蛇の鬚 Ophiopogon planiscapus, black mondo
キジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草。
仲間のジャノヒゲより葉の幅が広く厚みがあることからこの名前。
花は白または淡い紫色。高尾山では白いものが多く見られる。



こちらはオオバジャノヒゲの白花種で、シロバナオオバジャノヒゲ/白花大葉蛇の鬚 Ophiopogon planiscapus f. leucathus, White flowering black mondo という名称がつけられています。牧野博士が高尾山で発見、1919年に発表されました。



マルバハギ/丸葉萩 別名:  ミヤマハギ/深山萩 Lespedeza cyrtobotrya, leafy lespedeza
マメ科ハギ属の落葉低木。
葉が丸く、花の房が長く伸びない。ヤマハギ/山萩 は花がしだれるほど長く伸びるが、こちらは葉の高さと同じ程度にしかならない。枝もあまり垂れない。

マルバハギも咲き始めました。💗 花期は夏~秋(8月~10月)となっていますが、高尾山では毎年この時期からぽつぽつ咲き始めます。



タカトウダイ/高燈台 Euphorbia lasiocaula
トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草。
花の姿が昔の灯火の台に似ていて、背も高いことからこの名前。
花は苞葉に包まれたつぼのような形で、花びらや萼はない。花のふちにある花弁に見える部分は蜜を分泌する腺体という突起物で4個ある。その中に数個の雄花と1個の雌花がある。



トウダイグサの仲間はお花の構造が不思議ちゃんです。😵‍💫😂



キキョウ/桔梗 Platycodon grandiflorus, Balloon flower (referring to the balloon-shaped flower buds), Chinese bellflower
キキョウ科キキョウ属の多年草。
開花時期は6月中旬から始まり、夏を通じて初秋の9月頃まで。
雌雄同花の雄性先熟。まず雄しべが成熟して花粉が出て (雄花期)、その後に雌しべが開き柱頭が受粉可能になる (雌花期)。

こちらは雄性期のお花。🧚‍♂️💜



そしてこちらは雌性期の花です。🧚‍♂️💜




テリハノイバラ/照葉野茨 別名:  ハイバラ/這い茨 Rosa luciae, Memorial rose
バラ科バラ属の落葉または常緑つる性低木。
葉がかたく光沢があることからこの名前。



ノイバラとの違い:  根から放射状に長く地面を這う。葉のつやが強く、葉が小さく揃っている。花の数が少なく、一つ一つはノバラの花よりずっと大きい。



ユウガギク/柚香菊 Kalimeris pinnatifida
キク科シオン属の多年草で、夏から秋にかけて咲くキクの1種。
若葉を揉むと柚の香りがするというのでこの名前。
茎に付く葉は荒い鋸歯があり、茎の先端から花茎が分枝する。側枝は広角度で伸びる。花茎に付く葉は小さく鋸歯が無いものが多い。果実に綿毛が無いのも特徴。
花期は7~10月。
(非常に良く似たカントウヨメナは、側枝が斜上する様に出て、分枝回数が少ない。)



名前の由来のゆずの香り… ですが、匂ったためしがありません。😅 ジャコウソウといい、ユウガギクといい、でたらめな名前の付け方はやめて欲しいです。🙊😂