雨の栂池自然園ハイキング / Exciting rainy hike in Tsugaike Nature Park ⑤ 🏔️☔️🌸🌼🥾

June 23rd 2024



タケシマラン /竹縞蘭 Streptopus streptopoides subsp. japonicus
ユリ科タケシマラン属の多年草。日本固有種。
名前は竹の葉に似た縞模様の蘭という意味だが、ランではない。
茎は普通2分岐する。葉腋から細い花柄を下げ、花を下向きにつける。花被片は反り返える。果実は球形で赤く熟す。



自然園内にはタケシマランがびっくりする😲ほどたくさん咲いていました。😆



このタケシマランは、雨粒がお花の上に乗っていて、硝子の風鈴🎐🎐のようになっていました。😍



ヤマガラシ/山芥子 別名:  ミヤマガラシ/深山芥子 Barbarea orthoceras
山地帯~高山帯の谷沿いの礫地や湿った草原に生えるアブラナ科ヤマガラシ属の多年草。
茎や葉がカラシナに似ていて山地に生育することからこの名前。
若芽や若苗を天ぷらやおひたしにして食べることができるが、保護区域に生育することが多い。
本種に似たハルザキヤマガラシはヨーロッパ原産の帰化植物で、繁殖力が強いため、要注意外来生物に指定されている。



ミヤマカラマツ/深山唐松 Thalictrum filamentosum var. tenurum
キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草。
深山に生えるカラマツソウの仲間なのでこの名前。
萼片は長さ3mmの楕円形で白色。裏面が紫色を帯びることもあり、花期には落ちる。花弁はない。雄蕊は白色で多数。白色の花糸は棍棒状で下から上へ太くなる。
2〜3回3出複葉。
(カラマツソウは雄しべの白色花糸の太さはかわらない。3〜4回3出複葉。)

淡紅紫色のミヤマカラマツに会えました。💗😻



アルプスの冷たい雪解け水に触れられる清流、楠川が土砂降りの雨で濁流に… 😱

そんな楠川のすぐ脇に咲いていたベニバナイチゴとミヤマカラマツ…



シナノキンバイ/信濃金梅 Trollius shinanensis
キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草。
北海道~中部地方以北の高山帯に生える高山植物で、雪渓が溶けたあとの湿った草原に生える。
黄色の花弁に見える部分は萼片で、5~7個つく。
葉は掌状で切れ込みが深い。



久しぶりに会えたシナノキンバイさん。🌼🌼😍



ショウジョウバカマ/猩々袴 Heloniopsis orientalis, Oriental swamp pink, swamppink, Japanese hyacinth
メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草。
花が赤いのを猩々(大酒飲みでいつも赤い顔をしている中国の架空の動物)にたとえ、根生葉の重なりが袴に似ていることからこの名前。
山地の谷沿いや林野の湿ったところに生える。




楠川から先の自然園の上部にはたくさん咲いていました。🌸🌸



イワカガミとタケシマラン