初夏の高尾山ハイキング その5 / Early summer hiking in Takao ④ 🥾⛰🌸🌿

June 14th 2024



フジウツギ/藤空木 別名:  カワラウツギ、酔魚草  Buddleja japonica
フジウツギ科フジウツギ属の落葉低木。川岸や崩壊地等の荒れ地に生える。
姿がウツギに似て、フジのような花が咲くのでこの名前。
全木にサポニンを多く含む (溶血作用、胃腸障害) 有毒植物。魚毒性があるので、すりつぶして毒流し漁に使ったことから、別名が酔魚草。
ブッドレア (別名: フサフジウツギ/房藤空木) は中国原産で、園芸に使われている。

画像の右下に写っている茶色っぽいものは昨年の果序。



各地のフジウツギの個体数は減少傾向にあるようですが、高尾山周辺では何ヵ所かで見られます。あら、こんなところにも〜💕と、毎年新しい株も見つかる感じです。😁



タンザワイケマ/丹沢牛皮消 Cynanchum caudatum var. tanzawamontanum
キョウチクトウ科イケマ属のつる性多年草。
イケマの変種で、萼のように見える黄緑色の部分(花冠裂片/かかんれっぺん)が反曲しない。イケマはこの部分が反曲する。
花冠のように見える白い部分は副花冠。
本州(関東地方西部)に分布。



甘い香りを漂わせ、たくさんの虫🦟🐜を集めていました。去年よりさらに花付きがよい感じですが、花期の終わり頃草刈りにあってしまうので、果実が見られません。😅



ヤブジラミ/藪虱 Torilis japonica, erect hedgeparsley, upright hedge-parsley, Japanese hedge parsley
セリ科ヤブジラミ属の越年草。
同属のオヤブジラミによく似るが、花期はオヤブジラミより遅く、5〜7月。茎頂か分枝した先端に複散形花序をつける。花柄は4〜10個とオヤブジラミより多い。花は白色の5弁花。
藪に生え、カギ状にに曲がった刺毛で果実が衣服につきやすいのをシラミにたとえてこの名前。



かなり可哀想な名前のお花 …. 😅



マタタビ/木天蓼 Actinidia polygama, Silver vine
マタタビ科マタタビ属の落葉つる性木本。
白い花が咲くと同時に葉が白くなる。キウイフルーツと同じ仲間。
雌雄異株。雄株は雄蕊だけを持つ雄花を、両性株は雄蕊と雌蕊を持った両性花をつける。花弁のない雌蕊だけの雌花をつける雌株もある。

こちらは、雄株の雄花。



そしてこちらが、両性株の両性花。
山内でいま見頃を迎えています。🤍🤍



アカショウマ/赤升麻 Astilbe thunbergii
ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で、チダケサシの仲間。
花序の形がサラシナショウマに似ていて、根茎が赤味を帯びているためについた名前だが、実際にはサラシナショウマには似ていない。

咲き始めたばかりで、まだつぼみがほとんどでした。🧚🤍



今回も高尾駅北口にある一言堂 (Ichigendo) さんのプリン🍮で楽しい高尾山お花ハイキングを締めくくりました。😆

濃厚で硬めのプリン🍮、カラメルの苦味も絶妙で、ほんと美味しいです。😋 完全にハマりました。😍😂