初夏の高尾山ハイキング その5 / Early summer hiking in Takao ③ 🥾⛰🌸🌿

June 14th 2024



クモキリソウ/蜘蛛切草、蜘蛛散草、雲霧草 Liparis kumokiri
ラン科クモキリソウ属の多年草。
名前の由来は諸説あり、花の姿が蜘蛛に似ていることや蜘蛛の子を散った姿に似ていること、霧がかかるようなところに生えること等がある。



親子のクモキリソウ? 😆 大株のすぐ横に小さな子もいた。😍




全草ミドリちゃんのクモキリソウ。💚😁 ちょうど見頃をむかえていました。😍



ウメガサソウ/梅笠草 Chimaphila japonica
ツツジ科ウメガサソウ属の常緑の草状の小低木。やや乾燥した丘陵や山地の林内に生える。
花の形が梅に似て、下向きにつくのでこの名前。



梅ちゃん達も見頃でした。🧚🤍



オオバギボウシ/大葉擬宝珠 Hosta sieboldiana, Hosta, Plantain lily
キジカクシ科ギボウシ属の多年草。
山地の草原や林縁に生え、早春の若葉は山菜のウルイと呼ばれる。
つぼみが和橋の欄干の擬宝珠(ギボシ)に似ているので大葉擬宝珠という名前。

山内で一番早く咲き始める霞台のオオバギボウシです。😊



ホタルブクロ/蛍袋 Campanula punctata, Chinese rampion, Spotted Bellflower
キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。
子どもが袋のようなこの花にホタルを入れて遊んだことに由来した名前。



ヤマホタルブクロ/山蛍袋 Campanula punctata var.hondoersis
キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。
ホタルブクロの変種で、山地に多く生育する。
ほとんど外見は変わらないが、萼に毛がなく、萼片の間の湾入部がふくらむのが特徴。(萼片と萼片の間に小裂片は無く、膨らみができるだけ。)

ホタルブクロ、ヤマホタルブクロ、両方咲き始めました。🧚‍♂️💜 高尾山系にはヤマホタルブクロの方が多い気がします。



カナウツギ/金空木 Stephanandra tanakae
バラ科コゴメウツギ属の落葉低木。
枝が細く、機織り用語で「細い」を意味する「かな」に由来してこの名前。
本州の関東地方から中部地方にかけた太平洋側、とくに富士・箱根山地に多い。

コゴメウツギはいろいろな場所で見れますが、その仲間のカナウツギは滅多に会えません。今年も高尾山で無事お花を見ることができてよかったです。🥰



オカトラノオ/丘虎の尾 Lysimachia clethroides, Gooseneck Loosestrife, Gooseneck yellow loosestrife
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がるので、この名前。

オカトラノオも少しだけ咲き始めました。🐅🤍
因みに英語名は「グーズネック/ガチョウの首」。🦆😆