初夏の三ツ峠山ハイキング / Early summer hike at Mt. Mitsutoge ⑥ 🗻🥾🌸🌼🌿🌲

June 11th 2024



ツルシロカネソウ/蔓白銀草 別名: シロカネソウ/白銀草 Dichocarpum stoloniferum
キンポウゲ科シロカネソウ属の多年草。太平洋側の落葉樹林に生える。
白い花弁に見える部分は萼片。花弁は雄しべのように見える黄色い部分。雄しべは白色で多数。
根茎が地下を這うため ツル/蔓 と名が付いている。その地下茎で増える。





三ツ峠山でツルシロカネソウに会えるのも楽しみにしていました。🥰





雄しべみたいな黄色い小さな花弁が可愛いです。💛🤍 白い萼片にほんのりピンク色が入っているお花もありました。🧚🤍💕



ツルシロカネソウの若い果実

トウゴクサバノオもツルシロカネソウと同じくキンポウゲ科シロカネソウ属なので、果実の形も似ていて、こちらも🐟尾びれ型です。



ツルキンバイ/蔓金梅 Potentilla rosulifera
バラ科キジムシロ属の多年草。
ミツバツチグリに似ているが、葉の質が薄く、小葉の鋸歯が粗い。ミツバツチグリは匐枝は短く、ブーケのようにまとまって花を咲かせることが多い。ツルキンバイは匐枝が長く、一面に生えひろがっていることが多い。また、ミツバツチグリの小葉は楕円形で葉の鋸歯が丸い。ツルキンバイの花弁の基部にはオレンジ色の筋が入る。



ツルシロカネソウと仲良く咲いていたのはツルキンバイ。




元気が出るビタミンカラー💛で、お花の中心のオレンジえくぼ?🧡がチャームポイントです。😍



バイケイソウ/梅蕙草 のつぼみ Flower buds of Veratrum album subsp. oxysepalum, False Helleborine, Common White Hellebor
シュロソウ科シュロソウ属の多年草で、アルカロイドを含む有毒植物。
コバイケイソウは高山に、バイケイソウは低い山地、亜高山に育つ。
花は全て両性花で緑色がかる。
山菜のウルイ (オオバギボウシの若葉) とバイケイソウの若葉は似ているので、間違って食べると中毒を起こす。
花が梅に、葉がケイラン(恵蘭: 中国産のラン)に似ていることからこの名前。

後ろは電波塔📡が何本も立つ御巣鷹山の山頂。
Mt. Osutaka (1775m) with three antenna towers



ミヤママタタビ/深山木天蓼 Actinidia kolomikta
マタタビ科マタタビ属の落葉つる性木本。雌雄異株。
花期には枝の先につく葉の表面の上半分以上、または表面のほとんどが白化し、花が終わる頃にはピンク色を帯びる。
マタタビの仲間だが、より標高の高い深山に多いためミヤママタタビという名前。
マタタビに比べると花は小さく、直径1〜2cmくらい。

森の中にほのかなよい香りが漂っていて、地面には白い小さな花がたくさん落ちていました。最初なんの花がわかりませんでしたが、下山の時、木の上の方をよく見たら赤い葉柄が見えたので、サルナシなどの仲間かなと大体の検討がつきました。😊 でも山頂付近のミヤママタタビはまだ小さなつぼみだったので、これがミヤママタタビの雄花だとはその時気がつきませんでした。😅



帰りの谷村パーキングエリアで食べた「吉田の肉天うどん」🍲😋 すりだね(練り唐辛子)をちょっと入れて食べます。美味しかった〜💕