花の楽園・平標山へ〜 / Hiking Mt. Tairappyo, one of Japan’s 100 most famous “Flower Mountains” ⑧ 🌸🌼🌿🥾⛰

June 8th 2024



ムラサキヤシオツツジ/紫八汐躑躅 別名:  ミヤマツツジ/深山躑躅、ムラサキヤシオ/紫八汐 Rhododendron albrechtii
ツツジ科ツツジ属の落葉低木。中部地方以北の山地から亜高山帯に生える。
残雪が残る早春に咲き、タムシバやオオカメノキと共にブナ林を代表する低木の花。
花が紫色の染料に何回もつけて染め上げたツツジのように鮮やかに見えることからこの名前。

ひと花だけ咲き残っていたムラサキヤシオ。🩷🥰



ゴゼンタチバナ/御前橘 のつぼみ Flower buds of Cornus canadense, Canadian dwarf cornel, Canadian bunchberry, quatre-temps, crackerberry, creeping dogwood
ミズキ科ミズキ属の常緑多年草。
発見地の石川県白山の御前峰と、サクラソウ科のカラタチバナに似た赤い果実にちなんでこの名前。
外側の4枚の花弁に見える総苞片の中に数十個の小さな花を付ける。
葉は茎先に6枚が輪生状につく。葉が6枚の株にだけ花をつけ、葉が4枚のゴゼンタチバナは花をつけない。



まだつぼみなので総苞片が緑色です。🧚💚



平標山の家に到着〜 🥾 10:50 am

「仙手(せんぺい)清水」という名前の水場で冷たくてとっても美味しい天然水をいただきました。💧😍



平標山の家でランチタイム 🥯☕️

目の前に広がる素晴らしい景色を楽しみながらの甘酒ラテ。🥛😍 美味しかった〜🍪😋


平元新道で下山開始〜🥾 11:20 am



ウスバサイシン/薄葉細辛 Asarum sieboldii, Siebold’s wild ginger
山地のやや湿った林下に生育するウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
同種のアオイ類などと比べ葉が薄く、味が辛い(根および根茎は サイシン/細辛 という生薬で、解熱、鎮痛作用がある)のでこの名前。
花弁に見えるのは萼の裂片。

※ 萼筒開口部が萼筒外形の半分以下だと本州中部(群馬県、栃木県、長野県、新潟県の互いの県境付近)に分布するミクニサイシン/三国細辛 Asarum mikuniense



大好きなカンアオイの仲間に会えました。🤩 でもミクニサイシンかウスバサイシンか、どちらなのかはわからず。😅



エンレイソウ/延齢草 別名: タチアオイ Sprouting of Trillium smallii
シュロソウ科エンレイソウ属の多年草。
花弁はなく、3枚の緑色または濃紫色の萼片を持ち、横向きに咲く。

エンレイソウはもう果実ができ始めていました。💚



オオバユキザサ/大葉雪笹 別名:  ヤマトユキザサ/大和雪笹 Maianthemum hondoense
ユリ科マイヅルソウ属の多年草。
ユキザサの大型種で、雌雄異株。
茎が暗紫色。隆起する2稜がない。花は淡緑色または白色で、花序に短い軟毛がやや密に生える。

こちらも登りの松手山コースで会ったのと同じく、雄株の雄花でした。🧚‍♂️💚



ツクバネソウ/衝羽根草 Paris tetraphylla A.Gray
シュロソウ科ツクバネソウ属の多年草。
外花被片は披針形で緑色の萼状。内花被片は退化してない。雄しべは8個で花糸は長く、葯は線形。花柱は4個に分枝する。
果実は液果で熟すと黒紫色になる。この時液果の周りに先の尖った紅紫色のものがあるが、これは雄しべの花糸がふくらんだもの。



普通は葉が4個輪生するのですが、5個のお花もありました。🧚🤩