初夏の高尾山ハイキング その2 / Early summer hiking in Takao ② 🥾⛰🌸🌿
May 19th 2024
サワルリソウ/沢瑠璃草 Ancystrocarya japonica Maxim.
ムラサキ科サワルリソウ属の多年草。日本固有種で、1属1種。
谷川のほとりなどやや湿った場所に生えるルリソウの仲間なのでこの名前。
花は茎頂付近に数個つき、花冠は筒状鐘形で青紫色〜白色。
今年も会えた清楚で美しいサワルリソウ。😍
高尾のサワルリソウは白いお花です。🤍🤍 いつか青紫のお花にも会ってみたいです。🩵
ガマズミ/莢蒾 Viburnum dilatatum, Cranberry tree, Japanese bush cranberry
山地や丘陵地の明るい林や草原に生えるガマズミ科ガマズミ属の落葉低木。日本固有種。
5月〜6月に白い花を咲かせ、夏から秋にかけて実が赤く熟す。熟した実は食べられる。
アヤメ/菖蒲、文目、綾 Iris sanguinea, Siberian iris, Siberian flag
アヤメ科アヤメ属の多年草。
山野の草地や日当たりの良い、やや乾燥した草地に自生する。
カキツバタ、ハナショウブとの見分け方: 乾いた所に育つ、花弁の根元に黄色の網目模様、葉は細く、葉脈は目立たない。
一丁平付近で今年も美しいアヤメに会えました。💜😻
ミヤマナルコユリ/深山鳴子百合 Polygonatum lasianthum
キジカクシ科アマドコロ属の多年草。
名前に深山とついているが、普通に山の中に自生する。
ナルコユリやアマドコロは、花が茎の下できれいに1列に整列しているが、ミヤマナルコユリは葉に沿って左右2列に振り分けられているので、すぐ判別できる。
花は普通、葉の下にぶら下がるのですが、画像のように葉の上に乗ってしまっている個体もたまにあります。😆
サワギク/沢菊 別名: ボロギク/襤褸菊 Nemosenecio nikoensis
キク科サワギク属の多年草。沢沿いに限らず、湿った林の中などにも育つ。
細く裂けた葉に特徴がある。花が終わった後にできるタンポポのような綿毛が ノボロギク、ダンドボロギク などと同じくボロのように見えるので別名がボロギク。
今シーズンの開花初確認です。🌼😍
ハナイカダ/花筏 の若い果実 Young fruit of Japanese Helwingia
ハナイカダ科ハナイカダ属の落葉低木で、雌雄異株。
花や果実が葉の真ん中に載る様を筏(イカダ)に乗った船頭に見立ててこの名前。
葉脈と花の軸が癒着しているので、この形態となる。
果実は液果(核果)。直径7〜10mmの扁球形で葉の真ん中につき、8〜10月に紫黒色に熟す。甘味があり食べられる。