春の高尾山お花探しハイキング その12 / Spring flower hike at Mt. Takao ⑥ 🌸🌼🌿☘️🥾

April 30th 2024



サツキヒナノウスツボ/五月雛の臼壺 Scrophularia musashiensis
ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草。
小さな壺形の花を臼や壺に見立てたヒナノウスツボに似て、花が5月に咲くことからこの名前。



お口をあ〜んと開けたみたいなサツキヒナノウスツボちゃんが咲き出しました。🤎👅😆



ハナイカダ/花筏 別名:  ヨメノナミダ/嫁の涙 Helwingia japonica
ハナイカダ科ハナイカダ属の落葉低木。雌雄異株。
花ののった葉を筏に見立ててこの名前。
花弁は3~4枚。4月から5月にかけて、葉の中央に1~2個(雌花)または数個(雄花)の花が咲く。蜜をたくさん出してアリやガなどの小さな昆虫を呼ぶ。

画像は雄株の雄花 Male flowers



ワニグチソウ/鰐口草 のつぼみ Flower buds of Polygonatum involucratum
クサスギカズラ科アマドコロ属の多年草。
2つの花が2枚の包葉 (花のつけねにある葉が変形したもの) に挟まれて咲く。その苞が、神社や寺の軒下に下げられ、参拝者が打ち鳴らす鰐口に似ているということでこの名前。



ワニ🐊さんはまだ小さめのつぼみでした。😄



ホオノキ/朴の木 Magnolia obovata, Japanese Bigleaf Magnolia, Japanese whitebark magnolia
モクレン科モクレン属の落葉高木。
ホオノキのホオは「包/ほう」の意味で、大きな葉で食べ物などを包むことに由来する。
花の寿命は3日間。花の中心には上部に雌しべ群が、下部に雄しべ群がある。雌性先熟。1日目に雌しべが成熟し、2日目に雌しべが閉じて雄しべが開き、自家受粉を避ける。
花の色は咲き始めは白で、しだいにクリーム色をおびてくる。



ホオノキの大きな花が咲き始め、オレンジジュースのような上品な甘い香りが漂っていました。😍
ホオノキには蜜がないので、この香りで花粉を食べる虫を誘って花粉を運んでもらうのだそうです。



ジンバホウチャクソウ/陣馬宝鐸草 Disporum sessile D.Don ex Schult. et Schult.f.
 f.melananthum Hayashi
イヌサフラン科チゴユリ属の多年草。
花が緑白色の基本種のホウチャクソウと比べ花全体がやや緑色をおび、先が暗い紫色。昭和52年(1977年)に陣馬山で初めて発見された。

素晴らしい色のジンバホウチャクソウに会えました。🤩



このくらいの色がついた個体が多いです。



ヤブデマリ/藪手毬 Viburnum plicatum, Japanese snowball
ガマズミ科ガマズミ属の落葉低木。
薮のような場所に生え、花序が丸いのでこの名前。
装飾花の花弁、5枚のうち1枚が極端に小さい。
オオデマリはヤブデマリの園芸品種。

ヤブデマリは咲き始めたばかりで、装飾花がまだ開き切っておらず、色も少し緑がかっていました。
一緒に写っている赤い葉はアカメガシワ。



ハナウド/花独活 Heracleum sphondylium var. nipponicum
セリ科ハナウド属の越年草、ときに多年草。
葉や茎がウコギ科のウドに似ていて、ウドよりも美しい花をつけることからこの名がついた。外周の花は大きく、花弁が2裂する。
シシウドもハナウドのように大型になるが、花期が8〜10月と遅いので区別がつく。

ハナウドも開花し始めていました。あっという間に春から初夏へ〜。🌿🌿