春の高尾山お花探しハイキング その10 / Spring flower hike at Mt. Takao ② 🌸🌼🌿☘️🥾

April 16th 2024


山下・蛇塚へ〜 🥾



クマガイソウ/熊谷草 Cypripedium japonicum Thunb., Japanese lady’s-slipper
深山の木陰や竹林など、日陰を好んで自生するラン科アツモリソウ属の多年草。
袋状になっている花びらの一部を、源平合戦の頃に武将が身に着けていた「母衣/ほろ」に見立て、より大きな方を「青葉の笛の一騎打ち」で勝利した熊谷直実にちなんでクマガイソウ、小さな方を敗者である平敦盛にちなんでアツモリソウと名付けた。



地元の方々がお手入れをしてくださっているクマガイソウ。去年の今頃は満開でしたが、今年はまだつぼみでした。😅 今週末くらいには咲き出すでしょうか。



ミズバショウ/水芭蕉 Lysichiton camtschatcensis Schott, Asian skunk-cabbage
サトイモ科ミズバショウ属の多年草。
花に見える純白の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、葉が変形したもの。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序。

クマガイソウのすぐ隣の湿地に植栽されたミズバショウ。数株、きれいに咲いていました。🤍💚



ザゼンソウ/座禅草 別名: ダルマソウ/達磨草 Symplocarpus renifolius, Eastern Skunk Cabbage
サトイモ科ザゼンソウ属の多年草。
早春、花が咲く時に発熱して約25℃までになる。それで周りの氷や雪を溶かし、この時期には数の少ない昆虫を独占して受粉の確率を上げる。発熱時には悪臭もするので、英語名はスカンクキャベツ🦨。😂

こちらも植栽です。早春に咲くので、もうお花はくたびれて、あ、違った😂、果実ができてきていました。😁


この辺りから例年だとイチリンソウもたくさん咲いているのですが、今シーズンは蛇塚で2輪だけしか見れませんでした。大不作… 😫😰



墓地の隣の土手に咲くヤマブキソウとニリンソウ

こちらのヤマブキソウも咲き始めたばかり。やはり例年に比べると花が少なかったです。😓



墓地の先、道の脇の土手のヤマブキソウも咲き始めたばかり。



エイザンスミレ/叡山菫 別名:  エゾスミレ/蝦夷菫 Viola eizanensis
スミレ科スミレ属の多年草。沢沿いの林床やふち、林道など、木陰から日当たりのよい場所までいろいろな環境に自生する。
比叡山で発見されたことからこの名前。
ヒゴスミレと同様に葉に大きな切れ込みがある複葉性のスミレ。

この日会えた唯一のエイザンさん。ピンク色の美しいお花でした。💗😍



ウラシマソウ/浦島草 Arisaema urashima, Cobra lily Urashima
サトイモ科テンナンショウ属の宿根性の多年草。
花穂の先が糸のように細長く伸び垂れ下がっていて、これを浦島太郎の釣り糸に見立てた名前。



浦島さんは不作とは無関係らしく😆😂、たくさんいらっしゃいました。🎣🐍🎣🐍🎣🐍🎣🐍🎣🐍🎣🐍 🤣🤣🤣



木の橋を渡るといよいよニリンソウの群生地の取り付きに到着です〜 🧚🧚🧚



実は日影沢のニリンソウのお花畑は今年は不作だったので、こちらのお花畑もかなり心配していました。😅 が、しかし! 目の前に広がった美しいお花畑を見て、その心配は取り越し苦労…. だとわかりました。😆🙌




萼片の裏側がほんのりピンク色💗💗💗



ニリンソウ/二輪草 Anemone flaccida, Soft windflower
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
1本の茎に2個の花が咲くのでニリンソウという名前。(実際には1個の場合や3個の場合もある。) 2つの花は少しずらせて開花する。
花期は3〜5月ごろ。白い花弁に見える部分は萼片。
種子による繁殖の他に、地下茎を伸ばして栄養繁殖でも増えるので、群生することが多い。


西山峠のニリンソウ群生地はこの先、入沢川沿いをさらに少し登り、沢の源頭を超えたところから始まります。🤍🧚🤍🧚🤍🧚