春のお花に会いに奥多摩へ / Visiting Okutama to meet  beautiful spring flowers ③ 🌸🌸🌸

April 5th 2024



ミツバツツジ/三葉躑躅 Rhododendron dilatat
関東、東海及び近畿地方に分布するツツジ科ツツジ属の落葉樹。太平洋側の丘陵や低山に自生する。
雄しべが5本。葉の展開に先立って3~5月に開花。
名前のとおり3枚の葉がセットになって枝先に付く。



ミツバツツジ、今年は3月がずーっと寒かったので開花が遅れていました。ここの数本だけはほぼ満開でしたが、他はほんの少し咲き始めたばかり、山の上ではまだ新芽がかなり小さい… という感じでした。😅



ヒカゲツツジ/日陰躑躅 Rhododendron keiskei
ツツジ科ツツジ属の常緑低木。
山地、河岸の岩場などに生え、4月〜5月にクリーム色、または淡黄緑色の花を付ける。
ツツジの名が付くが、シャクナゲに近い形態をしている。



2枚とも遠くて不明瞭な写真ですが😅、断崖絶壁の上に咲くヒカゲツツジをやっと見つけました!😆 毎年ここに来るたびに探していたヒカゲツツジ。ふた株ほど見ることができて感無量です。💛🥰



イワウチワ/岩団扇 Shortia uniflora, Nippon Bells
イワウメ科イワウチワ属の多年草。日本固有種。
名前の由来は葉っぱの形がうちわに似ていることによる。
1本の茎に1つの花を咲かせる。これとよく似た 岩鏡/いわかがみ は1本の茎に多数の花をつける。
花弁は5つに裂け、5個の雄しべがある。花弁はやがて花茎から分離して落下する。



ハナネコちゃんシーズン終了後、次に会いたい大好きなお花🌸イワウチワ。お目当ての可愛子ちゃん達に無事再会することができました〜💕 🌸🌸😍
この場所ではまだつぼみもありました。😊



ここの子達はちょっとピンク色が濃いめ 🩷






少し離れた場所のイワウチワは薄いピンク💗



シキミ/樒 Illicium anisatum, Japanese star anise, Aniseed tree, sacred Anise tree
シキミ科シキミ属の常緑樹。枝や葉に芳香のある。植物全体が有毒。
光沢のある葉が美しく、サカキやヒサカキと同様、神仏事に使う木として、江戸時代から寺社や墓地等に植栽される。
花期は3月〜4月。果実は9月ごろ成熟し、薬用として利用されるが猛毒があり、植物では唯一「毒物及び劇物取締法」の劇物に指定されている。

尾根筋で今回初めてシキミがあるのに気がつきました。😲 見つけた2本の内、一本は登山道のすぐ脇で木全体に花をたくさんつけていました。ここ数年で久しぶりに花が咲いたのかな?🤔
猛毒を含む種はシキミ自らが跳ね飛ばして散布する他、ヤマガラやヒメネズミはシキミの種子を食用としているようなので、動物散布もされるとのこと。
山の上のヤセ尾根に自生しているので、ヤマガラが貯食したのが芽吹いたのかも?



ヤセ尾根に咲くイワウチワの大きな株





ここ数年びっしりとお花を付けてくれていた大株ですが、今年はちょこっとしか咲いていませでした。😅
それでも会えて嬉しいわぁ。🌸🌸🥰