秋の高尾山ハイキング その13 / Autumn hike at Mt. Takao ① ⛰🥾🍁🍂🌾

December 10th 2023


今週も紅葉や秋の植物を楽しみに高尾山系へ〜🍁🥾



朝の木下沢梅林入口

朝日に紅葉した山が輝いていました。🍁✨
日中はかなり暖かくなる予報でしたが、朝はかなり寒かったです。🥶



ミヤマフユイチゴ/深山冬苺 Rubus hakonensisi
バラ科キイチゴ属のつる性常緑小低木。
葉の先がとがり、葉の裏、葉柄や茎に棘が多い。萼の外面はほとんど無毛。よく似たフユイチゴは葉の先が丸く、葉の裏や萼に毛が多い。
果実は集合果で、11月〜1月に赤く熟し、食べられる。



アマチャヅル/甘茶蔓 の果実 Fruit of Gynostemma pentaphyllum, five-leaf ginseng, poor man’s ginseng
ウリ科アマチャヅル属のつる性の多年草。
葉にかすかな甘みがあり、お釈迦様の誕生日を祝う花祭で飲む甘茶をつくるアマチャ(アジサイの仲間)に因んでついた名前。葉や茎を煎じたものがアマチャヅル茶。
雌雄異株。花期は8〜9月。
果実は液果で黒緑色に熟す。萼や花冠の跡が環状に残る。



ウラシマソウ/浦島草 の果実 Fruit of Arisaema urashima, Cobra lily Urashima
サトイモ科テンナンショウ属の宿根性の多年草。
花穂の先が糸のように細長く伸び垂れ下がっていて、これを浦島太郎の釣り糸に見立てた名前。
花後の5月~6月にトウモロコシのような果実ができ、 冬に液果が赤く熟す。有毒。

テンナンショウ類の果実は鳥に食べられることもあるようですが、このように行き倒れ… じゃなかった 😂😂、倒れて散布されることがほとんどのようです。



エイザンスミレ/叡山菫 別名:  エゾスミレ/蝦夷菫 の果実 Fruit of Viola eizanensis
スミレ科スミレ属の多年草。
沢沿いの林床やふち、林道など、木陰から日当たりのよい場所までいろいろな環境に自生する。
比叡山で発見されたことから、この名前。
ヒゴスミレと同様に葉に大きな切れ込みがある複葉性のスミレ。



エイザンスミレの二度咲きは見つかりませんでしたが、果実や種を飛ばす寸前のものを見つけました。😁



マルバスミレ/丸葉菫 の果実とつぼみ Fruit & flower buds of Viola keiskei
スミレ科スミレ属の多年草。
葉の形が丸っこく、純白の花をつける。側弁の基部に毛がある個体を ヒゲケマルバスミレ/髭毛丸葉菫 という。



閉鎖花のつぼみかな?



ハダカホオズキ/裸酸漿 の果実 Fruit of Tubocapsicum anomalum 
ナス科ハダカホオズキ属の多年草。
果実がホオズキのように袋に包まれていなくて裸なのでこの名前。

ハダカホオズキも先に茎がだめになって行き倒れ… じゃなかった😂😂、倒れていることが多いです。



ミヤマキケマン/深山黄華鬘 Corydalis pallida var. tenuis
ケシ科キケマン属の越年草で、有毒植物。
海岸沿いの林縁や道端に生えるキケマンと区別するため、または海岸には生えないので名前に「ミヤマ/深山」がはいっているが、特に山深い場所に生えている訳ではない。山野のやや湿った斜面や、道路沿いの法面、水田の縁などに普通に生える。

越年草(秋に発芽し越冬し翌年に枯れる植物)なので新しい株がもうこんなに育っていました。😍

ミヤマキケマンの葉の先端をよく見ると小さな水玉がいっぱい。😻💧
これは「溢泌(いっぴつ、またはいっぴ)」という現象で、葉っぱの先にある水孔という穴から吸い上げ過ぎた水分を排出して調節しているところで、朝露ではありません。☘️💧
Guttation:  The exudation of drops of water from the leaves of some vascular plants as a result of root pressure