御岳山紅葉狩りハイキング / Fall foliage hike at Mt. Mitake ⑤ 🍁🍂⛰🥾🍱

November 15th 2023



ヒトツバテンナンショウ/一葉天南星 の果実 Fruit of Arisaema monophyllum Nakai
サトイモ科テンナンショウ属の多年草。
葉は1枚、小葉は7~9枚。仏炎苞は緑色で、筒部は細い。仏炎苞の内面に八の字形の濃紫色の斑紋がある。
花後、粒状の果実をトウモロコシ状につけ、熟すと朱赤色になる。

大好きなヒトツバテンナンショウの果実が倒れていました。❤️😆



キッコウハグマ/亀甲白熊 の開放花 Opened-flowers of Ainsliaea apiculata
キク科モミジハグマ属の多年草。山地のやや乾いた木かげに生える。
葉が亀甲の形で、花の形をハグマ (白熊=ヤクという牛科の動物) の白い尾毛に例えてこの名前。
開放花は3つの小花がくっついて一つの大きな花に見える構造。しばしば花冠が開かずに自花受粉して結実する閉鎖花をつける。




表参道でも大好きなキッコウハグマちゃんに会えました。🧚‍♂️🧚‍♂️🧚‍♂️🧚‍♂️😍


御岳渓谷へ Walked from Mt. Mitake to Mitake Valley.



御岳渓谷の紅葉 🍁🍂 (御岳橋より撮影) the Mitake Valley seen from Mitake Bridge
多摩川上流方向



多摩川下流方向

茶色く見えるのは枯れた葉っぱがついたままのケヤキの木 🤎😅 今年はケヤキのほとんどが黄葉せずにこの状態です。
それはなぜ? 🤔
今年はケヤキの種が大豊作だそうで、理由はそこにありました。

なんと!ケヤキは、「実の付いた葉は紅葉しない」のだそうです。😱 
① 実のついた枝は紅葉しないことで葉を落ちにくい状態に保つ。② 枯れて枝ごと落とすことでモミジのような翼果効果を狙い、種をなるべく遠くに飛ばし分布を広げる。
という仕組みだそうです。



御岳橋付近の紅葉🍁 Autumn colors around Mitake Bridge



今年はきれいに色付いている場所はかなり少なくて、とても残念でした。🥲 イロハモミジもまだ緑が目立つところが多かったです。



玉堂美術館の大銀杏だけはかなりきれいでした。 💛💛



アマチャヅル/甘茶蔓 の果実 Fruit of Gynostemma pentaphyllum, five-leaf ginseng, poor man’s ginseng
ウリ科アマチャヅル属のつる性の多年草。
葉にかすかな甘みがあり、お釈迦様の誕生日を祝う花祭で飲む甘茶をつくるアマチャ(アジサイの仲間)に因んでついた名前。葉や茎を煎じたものがアマチャヅル茶。
雌雄異株。花期は8〜9月。
果実は液果で、直径約7mmの球形。黒緑色に熟す。萼や花冠の跡が環状に残る。


御岳ビジターセンターから御岳渓谷の神路橋までは徒歩で1時間。さらに御岳渓谷遊歩道を約1時間歩いて沢井駅に到着しました。🥾
御岳山、ロックガーデン、御岳渓谷の景色や植物をいろいろ楽しんだ一日でした。😍