夏の棒ノ折山ハイキング / Summer hiking at Mt. Bonoore ① ⛰🥾💧🌼🌿🌲

August 10th 2023


涼しさとお花を求めて東京都(奥多摩町)と埼玉県(飯能市)の境にある棒ノ折山(標高969m)に登ってきました。
棒ノ折山は5月以来3ヶ月ぶり。😁
今回は沢登りが楽しめる白谷沢コースを往復して、帰りにさわらびの湯♨️でさっぱりしてきました。😆
I climbed Mt. Bonoore to escape the summer heat. The Shiroyasawa trail leading up the mountain is full of waterfalls and valleys. I fully enjoyed this trail looking for wild flowers!



名栗湖 (有間ダム) Naguri Lake (Arima Dam)

河又名栗湖入口バス停から歩いて20分、名栗湖に到着。
ダムの水位はかなり低かったです。😲

ダムの堰堤から10分ほど歩いて白谷沢登山口へ。そこまでで見られたお花は…



トネアザミ/利根薊 別名:  タイアザミ/大薊、泰薊、痛薊 Cirsium tonense Nakai
キク科アザミ属の多年草で、日本固有種。
ナンブアザミ (本州中部地方分布) の変種で、関東地方に多く見られるので「利根薊」の名が付けられた。背の高い大型のアザミなので、別名が「タイアザミ」。また一説には鋭い刺を持つことから「痛い」アザミからの転訛と言われている。
総苞は卵状球形で、総苞片は大きく反り返る。

高尾ではまだ開花していないトネアザミが咲き出していました。



ダンドボロギク/段戸襤褸菊 Erechtites hieracifolia, fireweed, American burnweed, pilewort
キク科タケダグサ属の一年草で、北アメリカ原産。
昭和のはじめに愛知県の段戸山で初めて採集されたことと、花後の冠毛が白く襤褸(ボロ/ぼろきれ)のように見えることからこの名前。
在来のヤナギランとともに、伐採跡や火事場跡にいち早く生える先駆(パイオニア)植物。
茎の上部に円錐花序をだし、花を上向きにつける。花はすべて細い筒状花からなり、花冠の先端は淡黄色~緑黄色、下部は白色。中心部に両性花、周囲に雌性花がある。

こちらもまだ高尾では開花確認していません。



ボタンヅル/牡丹蔓 Clematis apiifolia
キンポウゲ科センニンソウ属の落葉つる性半低木で、有毒植物。
葉の様子がボタン/牡丹に似ていて、つる性なのでこの名前。
十字型になる4枚の花弁に見えるのは萼片で、花弁はない。
葉は1回3出複葉。


このほかにハグロソウ、シンテッポウユリ(つぼみ)、アカメガシワ(若い果実)、アオツヅラフジ(花と若い実)などがありました。3年前には咲いていたコバギボウシは見つからず。😓 クサボタンはなん株がありましたが、どれもつぼみの部分がなくなっていて、鹿にでも🦌食べられてしまったのかな? 😢


白谷沢コースへ



イワタバコ/岩煙草 Conandron ramondioides Siebold et Zucc.




登山口から15分ほど登ったところにある最初のイワタバコポイント。💜😍 お花のピークは過ぎていましたが、まだきれいなお花が結構ありました。🥰



藤懸の滝(ふじかけのたき) Fujikake-no-taki Waterfalls

登山口から登り始めて20分くらいのところにある落差10mのニ段の滝です。ニ段とも真ん中に大きな岩があって、二筋に分かれて流れています。


藤懸の滝の上のところから登山道は白谷沢の流れと重なり、石伝いに沢を渡りながら5分程遡上すると....



第1ゴルジュ/牢門 (両側から岸壁が迫る細い谷筋) the First Gorge



この谷間を登って行きます。ワクワク〜 🤩
前日はまとまった雨が降ったようですが、連日の猛暑で沢の水量はそれほど多くなく、3年前より楽に登っていくことができました。😆