尾瀬ヶ原ぐるっと一周ハイキング / Hiking in Oze ④ 🌸🌼🌿☘️🥾⛰

July 16th 2022


尾瀬ヶ原・上田代のお花達 (続き)



トキソウ/朱鷺草、鴇草 Pogonia japonica Rchb.f.
花の色がトキの翼の色であるトキ色に似ているのでこの名前。
日当たりの良い酸性/貧栄養の湿地などに自生するラン科トキソウ属の多年草。準絶滅危惧 (Near Threatened 環境省レッドリスト)
唇弁にとげ状の突起が目立つ花を茎の先に一輪咲かせる。葉は一枚だけ。



上田代の真ん中あたりから奥に進んでいくと、たくさんのトキソウに会うことができました。😻💕



サワラン/沢蘭 別名:  アサヒラン/朝日蘭、旭蘭 Eleorchis japonica
沢沿いの湿地帯に自生することからついた名前。別名のアサヒランは花の色鮮やかさを朝日にたとえたもの。
ミズゴケのある湿原に生えるラン科サワラン属の多年草。日本固有種。
葉は根元に1個ついて直立。花はふつう横向きに1個(まれに2個)つき、花被片はあまり開かない。

トキソウと同じ場所になかよく咲いています。😍
画像の株はキンコウカと一緒に。💛💗




こちらは大きく開いているサワラン。🤩 探した甲斐がありました。😆


牛首分岐から時計回りで尾瀬ヶ原を一周しました。🥾

牛首分岐〜ヨッピ吊橋までのお花達

トキソウ、サワラン、キンコウカ、ミズチドリなどがたくさん咲いていました。😍



カキツバタ/燕子花、杜若 Iris laevigata, Japanese iris, rabbit-ear iris, shallow-flowered iris

牛首分岐からしばらく進んでいくとカキツバタの群落が美しい場所があります。💜😍


そしてその先の林を抜けると、鹿避け柵の中に….. 一面にニッコウキスゲが広がっていました。🤩💛



ニッコウキスゲ群生地

ニッコウキスゲと雲をかぶった燧ケ岳





歩いてきた木道を振り返って。🥰



ゼンテイカ/禅庭花 別名:  ニッコウキスゲ/日光黄菅 Hemerocallis dumortieri var. esculenta, Daylily
低山帯~高山帯のほか海岸の草地にも群生する多年草。
朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花。花被片は6枚。若葉やつぼみなどは食べられる。

ニッコウキスゲは一株に7つほどのツボミをつけ、一日一個づつ花が咲いていくので、見頃は一週間程度だそうです。
今年は例年より開花が1週間ほど早かったそうで、尾瀬ヶ原のニッコウキスゲのピークになんとか間に合ってよかったです。🤩
尾瀬ヶ原より標高の高い尾瀬沼の大江湿原では開花が遅いので、今が見頃だそうですよ。😄