模擬テストの結果が戻り、それぞれの結果を
分析していました。
今は、公立高校の特色化選抜というものがあり、
しかも、R6年度入試では、それを実施する高校が
増えることになりました。
その中には、生徒が希望を出している高校もあり、
余計に、アドバイスが難しくなりました。
私立でも、公立でも、一般入試の場合は、
5教科をきっちりと指導しなければなりませんし、
特色化選抜ならば、志望理由を含めた
作文や面接指導も、前倒しで始めなければなりません。
学力低下を懸念していると思うならば、
学力試験重視の方向を考えなくてはなりませんが、
個性重視ということで、特色化選抜などと言い、
実際は、少子化による定員割れを防ぐ意味あいが
プンプン漂っていますし。
本当、出来る子 と 出来ない子の
差が開くばかりです。
高校で、中学の内容を学び直しする学校も
あるくらいですから、先送りされるというか。
大学では、分数・小数の計算ができない学生もいる、
なんて話も、聞いたりしますし。
こんな入試は必要なのでしょうか?
そして、何を、子供たちに学ばせたいのでしょうか?
学校の学習が役に立たないわけではないし。
じゃなきゃ、親が、塾にまで通わせて成績を上げようと
思わないでしょう?
社会に出て、色々な体験をしたから、
学校の勉強は大事だと思って、苦労しないでほしいと、
子供の学力を気にするわけですから。
本当、何をどのようにすべきか、悩みます。
ただ、生徒の進みたい方向に行けるよう
アドバイスするしかありませんので、
もっと、もっと、
私自身も研究しなければならないです。