水 | バラのお話

バラのお話

1998年 福島県須賀川市でバラ農園をはじめました。
農家は研究開発型の仕事だと言う信念で
とにかく、毎日を実験しまくっています。
バラの育て方の方法を色々と書いていきます。
もっといい方法があれば、コメントください。
ありがたいです。

夏場 バラを枯らしてしまうのは

 

水のやり忘れ そして もう一つ

 

水のやりすぎによる 根の損傷 からくる 水不足

 

 

この正反対の理由で 葉がチリチリになる。

 

理由が違うけれど 症状が同じなので 面倒くさい。

 

 

私が ご近所様に 教えに行くときは

 

鉢や土に 指を突っ込んで カラカラすぎるとか

 

びちゃびちゃすぎるとか 言いながら 伝えていますが

 

 

まあ 薄っすらと 湿っているくらいに 保つのが

 

良いのです。

 

 

 

夏場は バラは 暑くても結構蒸散するので水吸い上げます。

 

 

真っ昼間でも 乾いていると思えば どしゃぶりのように

 

水をかけてください。

 

 

 

特に 鉢植えの場合 鉢と土が 温まっているので

 

ちょろっとやると 暑い水が根に取り付き

 

根が傷つきます。(90度のサウナには入れるけど 90度のお湯に入ると死んでしまいます。というのと同じ)

 

 

 

やるのだったら その水で 土を冷やしてしまうくらい

 

やったほうが良いのです。( 鉢の場合は 水は抜けていきますが、 地植えの場合は 水浸しになると

今度は 根が窒息するので そのへんは加減してください)

 

 

急に温度変化を与えても良いのか??

 

と質問されますが

 

 

バラは結構平気です。

 

 

 

切り花でも バラは 暑さでクタッとなっているときは

 

花瓶ごと 冷蔵庫に入れると シャキッとします。

 

 

 

温度変化が花に悪いから フラワーキーパーには入れない

 

という花屋さんもいますが。 

 

 

バラに関しては そんなことはなくて

 

しんどそうだったら すぐに冷やしてあげるほうが良いです。

 

 

 

 

急に 切り花の話になりましたが

 

水を切らさないためには 水やりが大事。

 

 

暑いところに 冷水をかけるようなことをしても

 

完全に冷やせるのでしたら 大丈夫

 

というお話でした。