これは 昨年の6月の写真です。
昨年は 近年には珍しく しとしと とした 梅雨でした。
湿気は バラによくありません(今の園芸種の殆どが 乾燥の激しいヨーロッパ産だから湿気に弱い)
湿気は 黒星病やら べと病やら ボト病(ハイカビ病)
など 多くのばらの病気をもたらすので
できるだけ雨に当てないほうが良いのですが
それは虫にとっても同じこと
雨が当たると ハダニは流されていきます。
アブラムシやスリップスは カビていってくれます。
湿度の高い環境は 虫たちにとっても 大変なようです。
上の写真の 葉の上で黒カビにおおわれているのが
アブラムシ。
10年ほど前
農薬を使わなくなってアブラムシがたくさん出たときに
梅雨に入ったら 花も調子が悪くなったのですが
なんと ついていたアブラムシが 急に 殆ど真っ黒になって
死んでいました。 カビだったのですが、 すごい と思ってしまいました。
その年は 梅雨のあと 暑かったこともあり
アブラムシは 晩秋まででませんでした。
虫も戦っているのだと思いました。
下の 記事には アザミウマの カビの生えたのがでてきますので ご注意