最初の介護は夫の祖母。厳しい人で入院中でも病院食が不味いからと食事を作って持参していた。
甘辛い濃い味が好き。醤油と砂糖の消費量がとんでもない。すき焼きをしても最後の方は佃煮のようになるほどだった。
3年ほど世話をしたが、葬式では涙が出た。悲しいというよりもよくやったなぁとホッとした気持ちで
泣いた。心臓が悪かった祖母を最初のお風呂に入れないようにと思って(一番風呂は負担がかかると聞いていた)先にお風呂に入っていたら凄く怒られた。気遣いのつもりだったが、伝わらなかった。
主婦湿疹で悩んでいたあの頃、若かったし体力はあったはずだけどよく体調崩していたなぁ。
あの頃のことを思い出すと腹が立つこともあるけど
未熟だった自分にも原因があったと思えるようになってきた。夫は何をしていたんだろうと考えてみるが全く記憶に残っておらず。忙しすぎて必死すぎて
忘れてしまったみたいだ。