卒業 | しあわせを いっぱい ありがとう♥︎〜これからもずっと一緒に〜

しあわせを いっぱい ありがとう♥︎〜これからもずっと一緒に〜

1才半の時に急性脳症となり、重症心身障害児になったしいたん。年齢を重ねるごとに気管切開、胃瘻、そして呼吸器っ子となりました。
9年6ヶ月を精一杯生きて生きて生き抜き、2020年12月にきれいなお星さまになりました。
これからもずーっとしいたんをぎゅっと抱きしめて♡

3月15日

しいたんの小学校の卒業式でした


生きていれば卒業の歳。

しいたんの小学校生活は3年間で、だけど、通えたのは1年ちょっとだけだったかもしれません。

でも、先生に恵まれ、お友達に恵まれて

楽しくて貴重で

幸せな小学校生活を送ることができました。


学校が大好きで

学校に入ってからたくさんの笑顔が

見られるようになりました。

嬉しい、楽しいを表情で

表現できるようになりました。


たくさんの方にサポートしてもらい、

通えた普通小学校。

入るまでは大変だったけれど

この学校に入って本当によかった、

心からそう思います。


旅立ってからは

しいたんが卒業するまでは

毎年桜の時期は見にいこう、

そしてこの場所で過ごす、

それだけは決めて過ごしてきました。

だから、それを叶えられ、

今は自分の中でできることはできたのかな、

そんな気持ちでいます。


そして、今回は最後にしいたんの小学校へも

行くことができました。

お気持ちが嬉しかった。

ただ、お友達と並んで袴を着ている

しいたんの姿を見たかった。

みんなを見て6年という長さの成長を感じました。

6年生のしいたんは全く想像できなかった。

でも、たしかにここで過ごした、ここにいたんだと

たくさん噛み締めてきました。



この学校は

物理的にはバリアがたくさんあるけれど、

心はバリアフリー。

入学前の初めての面談で

先生がそんなふうに言ってくれ、

この学校ならしいたんでも大丈夫!

そう思いました。

まさにその言葉がぴったり。

入学前から最後まで本当に優しい学校でした。

ただただ感謝しかありません。






きっとお空でもみんなと

一緒に卒業のお祝いをしていることでしょう。


どうか笑顔でいますように





しいたん、卒業おめでとう♡