桜が満開の季節になりましたが、
こちらは春の嵐が吹き荒れてしまいました。
明日は晴れのようですが、
桜は持ち堪えてくれるのでしょうか。。。
さて、この季節になると、思い出す文章があります。
23歳で現世を卒業された
故・山口雄也さんの【桜】という随筆です。
この随筆は、山口さんが癌治療の為、入退院を繰り返していた頃に書かれた文章です。
以下に、一部を抜粋させて頂きます。
桜の美しさが、それ自身が散ることによって担保されるように、
生命もまた死ぬことによって美しくあるのかもしれない。
常緑樹よりも桜や紅葉が美しいのは、散るという行為あってのものである気がする。
死こそが生命を生命たらせ、そうして平等にする。
どうやら、人間というものも、いずれは死に、そして忘れられるからこそ、美しくいられるようだ。
散ればこそ、めでたけれ。
今年の桜の死と、その忘却こそが、来年の桜を美しくする。
何度読み返しても、この文章を書くに至った彼の気持ちを考え、切なくなります。
と同時に、わずか19歳で、この気持ちにまで到達していた山口さんの崇高さに驚かされるのです。
是非、お時間の有る時に、ゆっくりお読みください。
【生きる事は当たり前の事ではないのだ】
【毎日を大切に生きなければ勿体ない】
そんな事を、改めて考える切っ掛けになる筈です。
山口雄也さんについて御存知無い方は、
以下の記事をお読み下さいませ。
↓ ↓ ↓
以下、山口雄也さんの記事 一覧です。
いつの間にか、記事を50以上も書いていました。
山口雄也さんの 素晴らしい文章を集めました。
山口さんのブログ「ヨシナシゴトの捌け口」
http://yoshinashigoto.hatenablog.jp/
山口さんのブログ「或る闘病記」
山口雄也さんの Twitter
https://twitter.com/Yuya__Yamaguchi
山口さんの note 「ぐっちのおと」
https://twitter.com/Yuya__Yamaguchi
山口雄也さんの御著書
【「がんになって良かった」と言いたい 】
https://www.amazon.co.jp/dp/4198651205/ref=cm_sw_r_cp_api_i_A9E3WD4ZEEQNC05S9NND
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