ご訪問ありがとうございます🍵
虎屋菓寮 赤坂店の『笹衣(ささごろも)』をいただきました🌿(販売期間は終了しています)
昨日の記事『季節の食事』の食後には
‘季節の生菓子または焼きたて残月’
のどちらかが付いているお品書きになっています
今回は‘季節の生菓子’の中から
『笹衣(ささごろも)』を選びました🍵
‘『笹衣』は黄色く染めた道明寺生地で餡を包み、
青笹の葉を衣のように巻いて仕上げました。
笹には防腐効果があるといわれ、
古くから食物の包装材として、
日本人の生活に重要な役割を果たしてきました。’
キラキラとした道明寺製の生地に
上品なお味の餡が入っています🫘
道明寺生地のぷちぷちっ
もちもちっとした生地がなんともいえない美味しさです
緑と黄色のコントラストもとてもきれいだなと思いました✨
今回は小形羊羹『紅茶』の菓銘を
4月1日から『和紅茶』に変更したとのことで
小形羊羹『和紅茶』の試食を付けてくださいました
小形羊羹『和紅茶』は
熊本県水俣市の山間部
石飛(いしとび)で生産された和紅茶を
使用している羊羹とのことです
はじめていただきましたが
紅茶派なこともあり挽いた茶葉と
やさしい白餡のお味が合っていて
好みのお味で美味しかったです😋
〈小形羊羹〉はデパ地下で購入するので
今度からは『和紅茶』もお取扱いがあれば購入しようかなと思いました
ごちそうさまでした🍵
昨年の『季節の食事』を
いただいた時の季節の生菓子は『椿餅•紅』を選びました🍵
『椿餅』は初出年代は慶安4年(1651)
源氏物語の中にもその名が見られるとのことです
‘場面は三四帖「若菜上」。
「椿もちゐ」として登場する、椿の葉に挟んだ餅菓子です。
若い人々が蹴鞠のあと、梨・柑橘類や椿餅などを食べる場面があります。’
「椿もちゐ」として登場する、椿の葉に挟んだ餅菓子です。
若い人々が蹴鞠のあと、梨・柑橘類や椿餅などを食べる場面があります。’
当時は甘い小豆餡などはまだなく
甘味は生地に甘葛 (※) をいれる程度で
現在とは違う味だったと考えられています
((※)あまづら:つたの汁を煮詰めたもの)
お味や形に変化はあるかもしれませんが
時代を越えて現代もいただけていることは
素敵なことだなと思いました✨
(とらやさんの『椿餅』は
煎った道明寺粉と肉桂を混ぜて蒸した生地で御膳餡を包んでいます
色合いは肉桂が入っているので
もう少し小豆色に近い色合いです
昨年いただいた『椿餅•紅』は
『紅』なので明るめの色合いになっていると思われます)
最後までお読みいただきありがとうございました