スナップで、Nikon Zfに合わせたいレンズを考えてみます。

既にNOKTON40㎜ f1.2を購入して手元にあります。

Zfのエースレンズとしての位置付けとして購入済み。

 

APS-CのZfcにNOKTON 40㎜を装着して使用しましたが、写りは期待通りで大変満足しています。

ボケも素晴らしいですし、ZfcやZfとの外観上の相性が抜群です。

カッコ良さを追求すると、この組み合わせは一つの完成形かもしれません。

用途にもよりますが、Zfに最もお勧めできるフォクトレンダーの1本です。

但し、Zfの販売は想定以上の好調さであり、MFレンズで一番人気となりそうなのは、このNOKTON40㎜であるのは予想できます。

案の定、各店舗では既に品切れ状態です。

もともと流通量が少ないので、受給バランスが崩れると私は予想していました。

ですから、Zf予約直後にNOKTON40㎜をポチっていたわけです。

 

当面、ZfのMFレンズはNOKTON 40㎜で楽しむつもりです。

 

 

その後、フォクトレンダーの2本目以降として使ってみたいレンズがあります。

①NOKTON 50㎜ f1(Zマウント製品:有)

②ULTRON 75㎜ f1.9(Zマウント製品:無)

③MACRO-APOLANTHAR 65㎜ f2(Zマウント製品:有)

 

先ず①ですが、50㎜の画角が使い易い。

そして、一番の売りはf1の明るさ。

f1ともなると、被写界深度が恐ろしく薄いので、ピント合わせが相当に困難でしょう。

難易度の高いピント合わせを楽しむ感覚がないと、多分嫌になる可能性もあると思います。

とはいえ、f1のボケ量は興味あります。

ポートレートのみならず、SNAPでも独特の表現が可能です。

この手のレンズで、開放ではピントが合っていないような描写も多いようですが、このレンズは開放でも写りは良いようです。

難点は、大きくて重いこと。

Zfに装着しても、明らかに主役はレンズですよ~という外観で、頭でっかちなフォルムだと想像できます。

重さも、誰しもがずっしりレンズが重いと感じるレベルなのは分かります。

ですから、このf1の特性を使いこなしたいというニーズが、重さと大きさのデメリットを上回らない限り、お勧めまでは至らないと考えます。

また、このレンズはお値段がお値段で、約20万円ですからね。

今後、作例が溢れるようになって、強い興味が出てこない限り、私はこのNOKTON 50㎜ f1には手を出さないと思います。

 

続いて②のULTRON 75㎜ f1.9です。

SNAPでは中望遠のレンズも凄く楽しいからです。

75㎜画角でf1.9もあれば、ボケボケでしょう。

AFの中望遠レンズは、どうしても大きくなってしまいますが、MFであるからこそ、小さいレンズが可能です。

このULTRON 75㎜も中望遠でありながら、SNAPでも楽しめるサイズに収めてくれています。

 

最後に、MACRO-APOLANTAR 65㎜ f2です。

マイクロレンズです。

花等の植物を撮る楽しみを持つフォトグラファーには、気になる存在です。

街歩きには、中望遠に近いレンズとしてSNAPを楽しみ、公園等で花を見つけたらマクロ撮影を楽しめます。

私は、NIKKOR Z MC 105㎜ f2.8 VRを所有しており、本当に素晴らしいレンズでお気に入りとなってます。

マクロレンズ同士で競合しますから、優先順位は下がってきます。

 

以上が、Zfに合わせてみたいフォクトレンダーのレンズです。

 

あと、これはコシナさんにリクエストですが、Nikon Zfユーザーが今後、カッコいいMFレンズを探し求めるのは間違いないですから、フォクトレンダーのVMマウントレンズ群からZマウントに最適化したレンズを拡充いただきたいのです。

コシナさんの製品群を見れば、Zfの発売を機にZマウントラインナップを増やす戦略を取られるのは間違いないかと思いますが、何卒、宜しくお願いいたします。

SKOPARやHELIARシリーズの導入も期待しております。

その際、デザインですが、NOKTON D35㎜ f1.2 Asphericalのデザインは素晴らしく、またZfcブラックにもこの上なく似合いますので、このデザインで製品化していただけたら有難いです。

既に、コシナさんも対応されており、余計なお世話となるかもしれませんが、是非ともお願いいたします。