ニコンのレンズロードマップに掲載されていた「Z DX 24㎜ F1.7」が正式発表されました。

 

ニコンのDX(APS-C)機のレンズラインナップが徐々に拡充されてきました。

Z50、Zfc、Z30購入者が待ち望んでいたDX専用設計の単焦点レンズです。

 

上記3種のDX機の購入者全員が、購入を検討するに値するレンズだと思います。

 

6月中旬から279ドルでの販売予定ですから、随分購入し易い価格設定だと思います。

初心者も購入できる価格帯に合わせてきてくれたようです。

これで初心者も明るいレンズを体験でき、撮影の楽しさが広がってくることでしょう。

是非とも、このレンズで「ボケ」表現を楽しんで欲しいと思います。

 

279ドルに抑えられた価格設定のようですから、プラマウントは仕方ないでしょう。

ニコンがプラマウントを採用しているということは、長期使用に耐えることができるというお墨付きな訳ですから、摩耗等を心配する必要はないと思っています。

この価格帯のレンズに、高級感だとか金属マウントを求めるのは酷だと思います。

そのようなレンズは、しっかりとした価格帯で将来誕生するはずです。

 

デザインは、Z 26㎜ F2.8に似ていると思います。

当面、このようなデザインが主流となるかもしれませんね。

 

作例を見ると、ボケが滑らかで綺麗で、写りは期待できそうです。

Zレンズにハズレはないので、写りは心配することなく、F1.7を堪能することができるはず。

 

画角についてですが、換算36㎜という最も使い易い画角で、最もニーズの高い画角ではないでしょうか。

ただ、コンパクトなZの単焦点レンズとして、26㎜ F2.8、28㎜ F2.8が既に存在している中で、この付近の画角のレンズが一気に出揃うこととなり、どのレンズを使うか、購入するか、迷ってしまいそうです。

これはとても有難いことで、嬉しい悲鳴です。

全部揃えて、写りの違いを楽しんでも良いでしょうし、選び抜いた一本を使い倒すのも良いでしょう。

 

私は、Z26㎜ F2.8を所有しているので、このZ24㎜ F1.7を購入するか、悩ましいところです。

このZ24㎜ F1.7にするか、NOKTON D23㎜ F1.2 の2本が私の中では競合します。

 

Z50、Zfc、Z30所有者には大きな朗報でした。

このZ DX F1.7単焦点レンズは、シリーズ化する可能性もあり、今後にも期待できると感じます。