八重洲で会議があったので、午前中の1時間半で東京駅周辺でZfcの初撮りです。
昨日、NIKKOR Z 26㎜ f/2.8も届いたのですが、持ち出したレンズはNOKTONのみ。
Nikon Zfc + Voigtlander NOKTON D35㎜ f/1.2 Aspherical
写真は全て撮って出し。
レンズはNOKTONです。
撮影は、全てマニュルで。
NOKTONの開放はやはりオールドレンズっぽい雰囲気になりますね。
Zfcのシャッター音が良いですね。
「カッシャン」とフィルムカメラのようです。
心地良い音に感じます。
このシャッター音を聞くと、1枚1枚味わうようにシャッターを切りたくなります。
GRでスナップをする時の感覚とは全く違います。
撮影時には、GRはシャッターボタンを押すだけですから、「あっ」と感じた瞬間にシャッターを切ります。
Zfcでは、このシャッター音ですし、マニュアルで撮っていることもあり、1枚1枚じっくり撮ることになります。
GRとZfcとどちらが良いか?という発想は出てきません。
先程のように、撮影スタイルが大きく変わってきますので、感覚的に撮る絵が変わってきます。
それぞれの楽しみ方がありますので、両方を楽しんでいきたいですね。
しかし、NOKTONの空は、青色が独特ですね。
使ったことはありませんが、Leicaがこんな色に近いのではないかと感じました。
早咲きの桜が咲いています、
やはりオールドレンズの雰囲気です。
これは、Zfcの影響ではなく、NOKTONの色味が出ている影響です。
明日は、Z26㎜も使ってみますので、出てくる絵を比べてみたいと思います。
NOKTONの開放f/1.2はご覧のようにふんわり。
焦点合ってるの?って感じるくらい。
このように花を撮るには、何となく良いかもしれません。
よくボケますしね。
梅も最盛期です。
強い陽射しの下での撮影。
今日は暑いくらいでした。
開放でのボケ。
綺麗な〇のボケができます。
開放では、結構周辺減光があります。
また色味も独特です。
会議が終わり、銀座へ出ました。
この時にバッテリー残量が少なくなっていることに気付き、交換しようと思ったら、予備バッテリーを自宅に忘れてきたようです。
ん~、これはがっかり。
これからNOKTONで夜景を楽しもうと思っていたのですが。
NOKTONは「夜」を表す言葉でもあり、夜景撮影を楽しみにしていたので残念です。
残りのバッテリーで数枚撮影してみました。
やはり暗くなってからの絵が素晴らしいです。
とても残念ですが、これで撮影を終えました。
本日は、Zfcの初撮りでしたが、NOKTONを装着したため、出てくる絵は、NOKTON色の強いものとなりました。
NOKTONは、オールドレンズ遊びを体験させてくれます。
Zfcのデザインを見ると、マニュアルで撮りたくなります。
Z5やZ50を使っていると、先ずマニュアルで撮ろうなんて発想は出てきませんでした。
Zfcに合うレンズを探した結果、購入したレンズの一つがNOKTONです。
Zfc+NOKTONはとても良く似合います。
Zfcのデザインが更に活きてくる感じ。
NOKTONは、マニュアルレンズです。
ですから、本日は全てマニュアル撮影でした。
マニュアル操作が本当に楽しかったです。
あと、印象的なのは、Zfcのシャッター音です。
「カッシャン」というフィルムカメラのようなシャッター音です。
カメラが、ゆっくり撮影しなさいと言ってます。
GRでの撮影と大きく異なる点です。
この2台のカメラは、全く違った撮影の楽しみ方となりますね。
Zfcで良く指摘されるのは、グリップの悪さです。
私は、Z50からZfcに切り替えましたので、両機の比較はしっかりできます。
当然、Z50の方が撮影し易いです。
Z50を始め、Z5~Z9までニコン機のグリップの良さは完璧です。
片手だけでも操作できて、片手だけでもシャッターまで切れます。
実際、私は、Z50やZ5のスナップでは、しょちゅう片手持ちでの撮影をしています。
では、Zfcはどうか?
間違いなく、グリップは悪いです。
ですから、片手だけでの操作は勿論、片手だけでシャッターを切ることができませんし、そんなことしようとも思いません。
カメラを落下させてしまう可能性が高いからです。
Zfcは、両手でしっかりカメラを持って撮影するカメラです。
これが嫌な方もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、グリップがしっかりしたカメラを買えば良いだけの話。
本日の撮影のように、マニュアルで撮りましたから、当然、両手でカメラをホールドして、両手で操作をしながら撮っています。
これがとても楽しいのです。
GRやZ50では味わえないのです。
ですから、私は、数台のカメラを保有しており、使用目的で使い分けをするつもりです。
また、Zfcは手振れ補正が無いカメラですので、これも指摘を受ける点かと思います。
明るい場所では、先ず手振れは起きません。
オートや絞り優先で撮ると、夕方になると手振れは起きやすくなるでしょう。
本日は、薄暗くなって手振れ補正の無いZfcとレンズで撮っていますが、手振れは起きていないと思います。
両手でしっかりホールドして撮影しているからです。
また、マニュアル操作でシャッター速度を調整しているので、手振れも起きにくくしていました。
つまり、撮り方によっては、手振れ補正の無いカメラでは手振れが起きる可能性があろうかと思いますが、そこが気になる方は、手振れ補正のあるカメラを選ぶか、手振れ補正のあるレンズを装着すれば良いだけの話です。
実際、アメ横や銀座でのスナップで、歩きながら撮影することもありますが、こんな撮影を楽しむ時には、GRを使います。
GRは手振れ補正付のカメラだからです。
このように、私は使い分けています。
歩きながら、しかも片手で撮影するような条件ですと、手振れ補正の無いカメラとレンズでは、ブレブレの写真となることでしょう。
このような限られた条件では、手振れ補正の有無が意味を持つことになるのでしょう。
話が反れてきました。
Zfcのグリップは悪いので、上記のように両手で撮影しております。
また、グリップが悪いので、カメラを落とす可能性がかなり高いですから、対策が必要です。
本日は、Zfcに付いてくる純正の黒色のネックストラップを取り付けて、首に掛けて使用しました。
スナップを楽しむ際には、ハンドストラップで落下防止対策をして、右手にカメラを持ちっ放しで歩くというのが私のスタイルではあります。
しかし、Zfcでは右手だけで撮影することがほぼほぼ不可能ですから、ネックストラップが良いのかなと感じています。
ネックストラップでは、重いカメラですと、本当に首が凝るのですが、Zfcは軽量ですから楽チンでした。
Zfcでのスナップは、本当に楽しかったです。
Z50でのスナップも楽しかったですが、よりデザインに優れるカメラでのスナップとなると、気分が高まり楽しさも倍増と私は感じました。
Z50もZfcもGRも全て良いカメラであって、使用目的で選べば良いだけのことです。
私は、スナップをメインに使用することを前提にZ50からZfcに切り替え、狙った通りの満足感を得ることができたということです。
余りにも、Zfcがお気に入りカメラとなってしまい、当面はZfcメインの話になっていきそうです。