こんにちは。
元公務員の、にこんです。
54歳で市役所公務員を早期退職。
自身の経験から、「40代、50代の迷える女性のチカラになりたい!」と産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を取得。
女性が、しなやかでかろやかに「我慢せず、縛られず、諦めない」人生を送れるよう応援・サポートしています。
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就職した時から、少しずつですが「寄付」を続けています。
きっかけは、ラジオ英語講座の講師が、「フォスタープランという団体に寄付をして、発展途上国の子どもの里親になっています。皆さんもぜひ」と呼びかけられたのを聞いてから。
月々そんなに高額じゃないし、私にも出来るかも!って思ったんです。
それが今もほそぼそと続いています。(寄付する団体は変わりましたが)
これまで寄付したことのある団体はこんな感じ。
フォスター・プラン
ユニセフ
日本赤十字社
東京自殺防止センター
Homedoor など。
今日の話は
「寄付を続けている私ってすごいでしょ」とか
「私って良い人でしょ」
とかいう話では決してなく、
また、ノブレス・オブリージュ(「財産、権力、社会的地位を持つものは社会的義務が伴う」)とかいう高貴な思想でもなくて。
(だいたい地位も権力も財産も持ってないし。)
寄付をするかしないかは、あくまでも個人の自由意志なのですが、
意外と「寄付」という行為に、こちらが助けられ、救ってもらっているように思えます。気付きも多いですしね。
気付きのひとつは、
日本に生まれた幸運を「ありがたい」と思えること。
私達の国は、まあいろいろ問題はありますが、安全面や衛生面は比較的恵まれています。多くの人は、毎日、ご飯が食べられ、屋根のある場所で寝られる。
そんな国に生まれたのは、私が頑張ったからでも、得が高いわけでもないのです。
人の力が及ばない、ほんとうに運のようなものなんですよね
もう一つは、困っている方達のサポートをしてくださっている方は、私の代わりにその役割を引き受けてくださっていること。
例えば「Homedoor」という団体は、大阪でホームレスの方の支援をしています。
代表の川口さんという女性が、よくマスコミに取り上げられているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
食べ物や住む場所を提供する
仕事についての相談に乗る
居場所を作る
など、ホームレスの方が、自立し孤独にならないような支援をされています。
スタッフは、比較的お若い方が多く、本当に頭が下がる思いです。
相談者の中には、仕事も家も失い、電車代もないので、何十キロも、Homedoorを目指して歩き続け、やっとたどり着いた方もいるそうです
この不安定で不透明な世の中、いつだれが仕事や家を失うかもしれない。
ホームレスは他人事ではない、と思います。
その方達の支援を、Homedoorのスタッフさんは代わりにやってくださっているのですね。
自分が直接、支援が出来ない分、出来る時に出来るだけの寄付をさせてもらうと、
「自分でも少しは役に立っているんだ」という気持ちになれるし、
「頑張って稼ごう!」って励みになります。
自己満足かもしれませんが、寄付という行動から、いろんなことに気付かされて感謝でき、頑張る原動力を頂いている気がします。
日本ではまだちょっと敷居が高い寄付ですが、少額から可能だし、実は頂くものの方が多いのでは、と感じています。(勧誘ではございません)
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました