こんにちは。
元公務員の、にこんです。
54歳で市役所公務員を早期退職。
自身の経験から、「40代、50代の迷える女性のチカラになりたい!」と産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を取得。
女性が、しなやかでかろやかに「我慢せず、縛られず、諦めない」人生を送れるよう応援・サポートしています。
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最近、家族がコロナに罹患しまして。
病院に連れて行き、隔離して、看病(と言っても食事や必要物品を運ぶだけです)していると、
「なんだかアメブロを書く気にならない…」という気持ちが頭をもたげます。
「だって、家族の様子が気になって落ち着かないし」
「いつ自分が発症するかもしれないし」
などなど、アメブロを書かない理由を心の中でつぶやいている私。
(どんだけ書きたくないの?って感じですが)
こんな風に、私たちはやらない、できない「言い訳を探す天才」です。
忙しい、気持ちが乗らない、体調が悪い、周囲に反対された、などなど。
特に変化を伴うことには、都合よく、これらの言葉を使います。
その結果、人生も変わっていかないのですけどね
「現状維持は後退の始まり」は、かの松下幸之助さんの言葉だそうです。
”人間、ともすると変わることに恐れを持ち、変えることに不安を抱く。
しかし、すべてのものが刻々とも変化する今日、現状に案ずることは、即、後退につながる。
今日より明日、明日より明後日と、日に新たな改善を心がけよう。“
つまりは、良くなるように変化することが基本、という考え。
対して私たちは、「変わらない」ことに安心感を覚えます。
これは「ホメオスタシス(生体恒常性)」が刷り込まれているせいかと思われます。
もともとこの言葉は、生理学的な意味で使われています。外界が変化しても、体内の状態を一定に保つための働きで、生命の危機にさらされないためのものです。
同様に、心理面でもホメオスタシスがあると言われています。
「現在の生活様式や自分自身などなるべく変えないようにする心理」のことです。
だから、「変わるための行動」を避けようとするのは、ある意味当然のことと言えますね。
ただ、それだと、人生は変わっていかないですね(2回目)
松下幸之助さんが言われる通り、「後退」ですらある。
特に、「風の時代」と言われる昨今、時代に乗って、かろやかに変化することが、もはや当たり前になってきているような気がします。
ただ、時代の変わり目なので、前の価値観も残っており、変わろうとすると周囲の人に止められたり、自分自身に迷いが生じたり…と、なかなか一筋縄ではいきません。
数年前に公務員を辞める時、さんざん周囲に止められました。
「あと何年か我慢すればいいのに」と。
確かにそういう生き方も否定はしませんが、私はそれが嫌だったし、「死ぬときに後悔したくない」という思いが強かったので、決断しました。
だって、これまで散々、我慢してきましたもん
退職したことがよかったのかどうか、は自分が決めればいいことだし、少なくとも現時点で、後悔はないです。(安定的な収入は激減しましたけどね~)
と大きな決断をしたとはいえ、相変わらずやらない、できない「言い訳」を探すのは得意なので、そこは言い訳せず、勇気をもって一歩を踏み出したいと思います
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました