花總まりさま。
先に言っておく。私は花ちゃんのファンだ!
だからどうしても贔屓目で見てしまうけど…やはり花ちゃんはレジェンドだ!!
エリザベートにしか見えない回が何度かあった。。本物のシシィに会った訳ではないし、だれも本当のシシィを知らない。。
それでも、花ちゃんはシシィなんじゃないかと錯覚させてしまう程の説得力があるのだ。
帝国の初演、鏡の間の登場シーン。センターの紗幕から姿が映しだされた時、すでにシシィは笑みを浮かべていた。
物凄い衝撃を受けた。。戦いの勝者がそこに君臨していた。。
皇帝さえ、黄泉の帝王さえ跳ね除ける程のまばゆさ。。
新しいエリザベートの誕生を見た。。
回を重ねて見ていく内にどんどん進化し、変化していく花ちゃんシシィ。
中日劇場で観た鏡の間では、一つの戦いに勝ったという安堵のような笑みが、まだこれから続く長い戦いの始まりを予感させる感じに仕上がっていた。
ルドルフとの最後の会話。。
ルドルフに対して、何か違う世界で生きているものを見ているような視線。。
無?なのか…なんとも言葉には表せない表情。。
ルドルフの言葉から政治の話を出された時の表情。汚いものを見るような聞くような拒絶。。
ルドルフが懇願し抱き締める手を払い退ける。
息子だという事を忘れているのではないか…と。
自分の中に入り込む邪悪なものを取り払うかのように手を払い退け去っていく姿が本当に辛かった。。
初めて、なんという母親なのかと怒りのような悲しみさえ覚えた。。
だからこそ、その後のルドルフの死に自責の念を十字架を背負う重みがどれ程の物なのか知らされるのであろう。。
大千秋楽のルドルフの葬儀のシーンでは自責の念に押し潰され
苦しさの中、トートに死を懇願するエリザベートに息が出来ない程胸が痛んだ。。
トートにまだ私を愛してはいないと拒絶され、
自分の中に、まだ「生きる」という所で自由を見出したい想いが残っていること。その自由に執着していることを知らしめられ、茫然とするエリザベート。。
その姿を写真に撮られた時の断末魔のような叫びが本当に忘れられない。。
この衝撃は、観てはいけないものを観てしまったという余韻が今でも残っている。
花ちゃんシシィを語るにはまだまだ足りないぐらいなので、また少しずつ書きたいと思います。
とにかく言えることは、花ちゃんは凄いという事と、
東宝エリザベートという作品に花總まりの名前がしっかり刻みこまれた事。
ファンとして本当に嬉しいです!
エーアン!エリザベート!
エーアン!花ちゃん!
